作品內容
13歳を迎えたエリザ・カルディア少女伯は学習院へ入学するも、三日目にして休学届を出し再び戦地へ。リンダール連合軍との最終決戦。脳裡には、変わり果てた姿となった側近カミル・ノヴァックとの一瞬の邂逅の記憶が幾度も巡る。そしてエリザは戦場で彼と三度目の再会を果たす。
「聞きたい事がある。手短に──そうしたら、苦しまず殺してあげる」
喉元に短剣を突き立てられたまま、エリザが記憶喪失のカミルからもたらされたのは、殺意とも異なる、感情が籠もっていない宣告――。
いったいどうしてこうなった? 転生男装少女伯の数奇なる運命や如何に。大幅書き下ろしで贈る衝撃の完結巻!