蛍火艶夜 単話版第4話―八木正蔵中尉前編―

  • 蛍火艶夜 単話版第4話―八木正蔵中尉前編― [新潮社]
{{ swiper.realIndex + 1 }} / {{ items.length }}
蛍火艶夜 単話版第4話―八木正蔵中尉前編― [新潮社]
著者 amase
出版社名 新潮社 フォローする
レーベル バンチコミックス
販売日 2023年09月13日
シリーズ名 蛍火艶夜 単話版
年齢指定
全年齢
作品形式
ファイル形式
コミックビューア(ブラウザ専用)
その他
女性向けボーイズラブ
ページ数 36
ジャンル

作品内容

「…お前、身体洗ったばかりか?
 せっけんのいい匂いがする…」

1944年9月。太平洋戦争のまっ只中――

海兵団出身の搭乗兵・田中志津摩二飛曹は、喜びを隠せずにいた。
ようやく憧れの絹の白羽二重のえり巻が届いたからだ。
配給から受け取ったえり巻を大事に抱え、心躍らせながら歩いていると、
ふと、夜空を見ながら煙草をくゆらせる人がいた。

不思議に思い声をかけた、志津摩は直後後悔する。
その人が、八木正蔵中尉だったからだ。

八木は、下の者に容赦なく鉄拳制裁を下すため、志津摩たちの間で恐れられていた。
話しかけてしまった手前、逃げ出すこともできず、しぶしぶ話に付き合うことになってしまった。
何を見ていたのかと問う志津摩に、ただ郷里を思い出していたと答える八木。
ただの世間話だったはずが――

「…お前、身体洗ったばかりか?
 せっけんのいい匂いがする…」
「八木さんも…何やら、いっいいにおいします!!」

そうして、夜が始まった――。

特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななきを、濃厚な筆致と人物描写で描きあげるオムニバスストーリー、殉情の第四夜。

著者作品一覧

作品をもっと見る

販売作品

レーベル作品一覧

作品をもっと見る

この作品を買った人はこんな作品も買っています

最近チェックした作品