作品内容
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70代になって大きな病気を体験。残りの人生への向き合い方も微妙に変化した、玲子さん流「老い支度」をイラストと共に綴る。
70代になり、大きな病気を体験したことで
人生への向き合い方にも変化があったという西村玲子さん。
毎日を無理せず丁寧に、心豊かに過ごすために、玲子さんが始めたこと、
あきらめたことをイラストとエッセイで綴る。
「あちらこちらの体の支障は仕方ない。
2016年の秋に2か月近く入院して、いろんなことの原点に立ち返る良い機会を得た。
どんなことが起きても恐れないという死生観も出来た。
それを境に小さな身近な幸せに感謝できるようになった。
今の時間を大切にして楽しみたい、などといいながら、本来の性格が出て、
まあ、いいかという楽天的な根の部分に引き戻されている」(あとがきより)
第1章大切なものに囲まれてすっきりシンプルに暮らす
第2章失うだけではないことを知った病気からの贈り物
第3章心はいつも贅沢に好きなことをあきらめない
第4章未来はこれから生まれる思い出で満ちている1日1日ていねいに前へ
西村 玲子:イラストレーター、エッセイスト。大阪府生まれ。
ファッション・インテリア・旅・映画など日々の暮らしの中で発見する心ときめくものや、
自然体で気持ちのいい暮らしを提案。
自由な発想のパッチワークやアクセサリーなどの制作でも活躍。
毎日新聞に『西村玲子の装い帳』を連載中。著書多数