崇高について 【小田実全集】

  • 崇高について 【小田実全集】 [講談社]
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崇高について 【小田実全集】 [講談社]
著者 小田実
出版社名 講談社 フォローする
販売日 2024年05月17日
シリーズ名 崇高について 【小田実全集】
年齢指定
全年齢
作品形式
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ジャンル

作品内容

死者に対して崇敬の念厚かったソポクレスは「コロノスのオイディプス」で崇高なる安らかな死を描いた。国家至上主義の古代にあって国家から追放されたオイディプスをひとりの人間として助けたテセウスの「道理」は、「人間の道理」を基にしたベ平連の脱走兵援助の思想と重なる。文学を志した十代後半から終生、力強く小田を支えた文学のよりどころは何か。戦争、震災を生きのびた作家が人間の弱さを理解することで得た、崇高なる魂の「私的文学論」と、「西洋最古で最初」の文学論。

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