マルクスその可能性の中心

  • マルクスその可能性の中心 [講談社]
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マルクスその可能性の中心 [講談社]
autore 柄谷行人
casa editrice nome 講談社 Segui
Etichetta 講談社文庫
Data di rilascio 17/05/2024
Serie マルクスその可能性の中心
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作品を読むことの意を問う、画期的マルクス論。作品の外に、どんな哲学も作者の意図も前提にしないで読むこと、まだ思惟されていないものを読むこと、可能性の中心においてマルクスを読むとは、そういうことである。柄谷行人の不朽の名作。
◎ある作品の豊かさは、著作家が意識的に支配している体系そのものにおいて、なにか彼が「支配していない」体系をもつことにある。……私にとって、マルクスを「読む」ことは、価値形態論において「まだ思惟されていないもの」を読むことなのだ。……マルクスをその可能性の中心において読むとは、そういうことにほかならない。<「序章」より>

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