宋代文人の詩と詩論(東洋学叢書)

  • 宋代文人の詩と詩論(東洋学叢書) [講談社]
{{ swiper.realIndex + 1 }} / {{ items.length }}
宋代文人の詩と詩論(東洋学叢書) [講談社]
販売日 2024年05月17日
シリーズ名 宋代文人の詩と詩論(東洋学叢書)
年齢指定
全年齢
作品形式
ファイル形式
コミックビューア(ブラウザ専用)
ページ数 796
ジャンル

作品内容

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

【内容紹介・目次・著者略歴】
蘇軾を基軸に据えた宋代文人たちの多彩な詩境と、それを支える文学認識や修辞の考察を通し、宋詩と文人の綜合的な様相を浮き彫りにする。詩人を時代を生きる士大夫の生の全体性として把握し、詩作の営みの意味を追求するとともに、修辞の具体的な分析を通して豊かで深い文学の姿を提示する。著者の平易で落ち着いた筆致は、読者を文学史の諸相へと引き込み、文学の営みの普遍的価値の認識へと導いていく。宋詩研究に必須の研究。

【目次より】
I 蘇試の文学
一 蘇試の隠逸思想について 陶淵明との関係を中心として
二 蘇試の「和陶詩」について
三 蘇試の政治批判の詩について
四 蘇試の「南行集」の詩について
五 詩人における「狂」について 蘇試の場合
六 蘇賦の詩における修辞 誓喩・擬人法・典故
七 宋代の詩と詩論における「意」について 蘇試を中心として
八 蘇試と黄庭堅 自発主義と古典主義
九 風を繋ぎ影を捕える 蘇東波の詩
一〇  東波詞論考 作詞の場と作品の分析
一一 蘇東披の画論 題画詩を中心として
一二 蘇試の「墨戯」 文人画の形成
II 宋代詩人の詩と詩論
一 欧陽修の文章論
二 梅堯臣の詩論
三 王安石の詩と詩論
四 黄山谷 その詩と生涯
五 黄庭堅詩論考 典故の用法を中心として
六 陳師道の詩と詩論
七 陸游の詩における「憤激」と「閑適」
八 陳与義の詩と詩法について
九 楊万里の詩論と詩 近体詩を中心として
一〇  「風雲言志」考 朱熹における文学と哲学の統合
III 宋代詩論
一 宋代詩論に及ぼせる禅の影響
二 詩話にみる宋人の批評意識について
三 宋詩論にみる「平淡の体」について
四 滄浪詩話の研究
五 滄浪詩話 抒情の復権
IV 唐詩と宋代文学
一 王維「〓川集」の詩とその背景
二 李賀小論 比興の手法を中心として
三 李賀の詩 青春の彷徨
四 苦吟派の詩 孟郊試論
五 宋代詩人からみた李白と杜甫
六 宋人からみた白楽天 蘇東波の見方を中心に
七 宋の「話本」における人物形象
八 倪〓論
横山伊勢雄先生年譜・著作目録
あとがき
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

横山 伊勢雄
1935-1997年。中国文学者。東京教育大学文学部卒業、博士課程修了。
東京教育大学、筑波大学、新潟大学で教鞭を執る。
著書に、『中国古典詩聚花 (1)』『宋代文人の詩と詩論』『唐詩の鑑賞』などがある。

レーベル作品一覧

作品をもっと見る

この作品を買った人はこんな作品も買っています

最近チェックした作品