作品内容
氷竜を討ち従えた俺を讃え、パーティが開かれることになった。
「今すぐ戦(ヤ)ろうルーク!」「久しぶりルーク……その女(ヒト)、誰?」
エレオノーラにミアも参集するなか、母を誘拐したと宣う賊が現れ……あえてその言葉に乗り敵地を殲滅するも、黒幕の狙いはどうやら俺《ルーク》らしい。
続けざまにリリーも拉致されアベルが事に当たるが、リリー解放の条件は俺を殺害することで――。
その一方、帝国で開催される剣聖祭が間近に。本気で戦える場を渇望していた俺にとって、至上の機会だが――
開宴を前にエルフのテロ組織? 神聖国の暗躍?
どいつもこいつも羽虫のように鬱陶しい。邪魔するなら、ただ排除するまでだ。
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※本作品の電子版には本編終了後にスニーカー文庫『誰が勇者を殺したか』(著:駄犬)のお試し版が収録されています。
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