徒然草をどう読むか

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徒然草をどう読むか [左右社]
著者 島内裕子
出版社名 左右社 フォローする
レーベル 放送大学叢書
販売日 2024年08月10日
シリーズ名 徒然草をどう読むか
年齢指定
全年齢
作品形式
ファイル形式
ノベルビューア（ブラウザ専用）
ジャンル
文学

作品内容

私見によれば、兼好は決して最初から「人生の達人」だったわけではなく、
徒然草を執筆しながら、あるいは徒然草を執筆することで、
徐々に成熟していった人物である。とりわけ徒然草の後半部になると、
兼好の「人間」と「時間」への関心や、ものの見方が、前半部と比べて
より一層柔軟に相対化してくるし、兼好の批評精神が顕著に現れてくる。
本書では、そのような徒然草の記述の深化と展開を、
辿ってみることにしよう。（本文より）

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