作品內容
心臓移植手術によって健康な体と新しいこれからの人生を手に入れた莉桜。未来を諦めかけていた彼女にもたらされた時間。それは彼女には無限に長く輝かしいものに思われた。どこの誰ともわからない、この心臓を提供してくれた人。いくら感謝してもしきれない。嬉し涙が溢れる莉桜に聞こえたかすかな声。誰? 姿は見えない。そのときから、莉桜にだけ聞こえる声が、そして自分でもわからない変な胸のざわめき、何度も見る奇妙な夢……私の中に誰かがいる……? もうひとりの知らない誰かが……?! 佐伯かよのが描く、傑作サスペンス!