作品内容
ある日、経営するカフェの前で行き倒れていた男性を助けた梨子。売れっ子小説家である彼・神代柳二はその後、店の常連客となった。イケメンでモテモテな彼は会うたびに梨子を口説いてくる。だけど本気にしてはいけない、好きになってはいけない。だって倒れていたあの日、結婚指輪をしていたから――。かつて彼氏に裏切られた経験もあり、なかなか柳二のことを信用できない梨子。それでも柳二はめげずにアプローチしてくる。年上なのに子供みたいに無邪気で純粋で…かと思えば真剣な表情で抱き締めてきたり…。「恋愛にはアクシデントが必要だよ」月明りの下で突然されたキス。予想してなかった柳二の行動に梨子は――?不器用な大人たちの苦くて甘い…恋愛プロローグ。