作品内容
男は見た。猛々しく繊細で、力強く美しい一人の権力者をーー。男の名はマキャヴェッリ。極限の統治技術を説いた稀代の毒書「君主論」を著した男。そうして、彼にこの本を書かしめた権力者はチェーザレ・ボルジア。15世紀。イタリア統一を夢見、ときに残虐にも見える方法で次々と版図を広げた男ーー。現代も生きるリーダーシップ論。権力と統治の方法を喝破した永遠の名著を完全まんが化。
第一章 君主とはなにか
第二章 君主の力量とは
第三章 君主が備える性質とは
第四章 君主が取るべき行動とは
終章 ルネサンスーその終焉と終わり