作品内容
深弦には忘れられない男がいる。十年前に深弦を犯し、組を裏切り逃げた男の名は鼎。組長になった深弦の前に再び現れ、敵対し組を脅かす存在に…。「かつて自分を犯した男に、今度は快楽で支配される気分はどうですか?」卑怯な取引で組み伏せられた深弦に、偉そうに敬語で命令しつつもなぜか丁重に身体を扱う鼎。もう優しく穏やかだったあの頃の二人には戻れない。鼎への執着は恋でも愛でもなく、憎しみ――そう信じてきた深弦だったが…!? (※本作品はイラスト入りです。電子書籍化して配信するにあたり一部単行本と異なる仕様がございます)