作品內容
人生懸けた恋をした。女と女の最後の選択!
殺した女。殺させた女。
“共犯者”となった二人の旅路で次第にあらわとなる、血縁への執着と、お互いへの無理解。
未練と倦怠に挟まれ、自殺か服役か逃亡か心中かいずれも“どんづまり”の
選択肢を前に立ちつくす二人に、光は射すのか…。
血にまみれた手で欲したものはなんだった?
女たちの魂の咆哮、あるいは彷徨――これにて幕。
主な登場人物/
殺した女(学生時代から密かに「殺した女」を慕っていたレズビアン)
殺させた女(夫殺しを依頼した。レズビアンから向けられた好意には気づいている)
「殺した女」の兄(妹はそそのかされていると信じ込み、出頭させようと画策する)
【第21話~最終話を収録】