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霊灯ここなつ先生ですか!?またあなた様ですか!憶えましたからねその字面ァ!感謝ァ!!

浮遊霊☆マキトから来ました。これではまるで私も浮遊霊だ!
こちらも事前情報0で大丈夫だと思うので、何も知らないまま聴いてほしいです～!
でも、あらゆるホラー耐性に不安がある場合は注意が必要かも。なにせ地縛霊のほうが厄介だって昔から言われてるから。たぶん。

結末に至る経緯やキャラクターに心を動かされる描写や理由が分かりやすく、そりゃそうなるわ!と納得できてしまう魅力や説得力があると感じました。
そして2作共通して”点と線”を結んだり探したりするのが好きな人に刺さると思います。
気づいたら思い出したりとか、アレコレ考えてしまったりとか、そういう余韻が好きな人にもオススメしたいです。…こういうのも、もしかしたら”取り憑かれた”って言えちゃうのかもしれませんね。

テトラポ(様)って歌うように演技なさるイメージなんですけども、それがスゴかった～! なに?「フォルテシモと書いて”その雄々しさをとても強く”」なの～!? …近…声…良…どんな”おはなし”でも耳が幸せ～!

言葉が愛撫と状況説明になっているのも良かったと思います。もっと長く年齢制限してくれても大歓迎だったのですが、物語としての満足感が濃くて、これが最良の配分だと分からせられました。焦らして大爆発。
クッ、ここなつ先生…! くっここ…!!

音声作品は”見えないけど居る誰か”と一緒に過ごせるのが魅力だと思っています。
ある意味では状況が一致。さらにヒロインとセリフが被るシーンもあったりして、そういうシンクロにゾクゾクしました。
加えて”行為”の意味。シチュエーション作品の特性として必要だけど幽霊にもメリットがありますよね?
はたして彼らは生きている人間と濃密に触れ合って、何の力を得て、何をしようというのでしょう。

2作とも楽しかったです! 記憶なくして再び巡り逢いてぇな～!!