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「祟り神さまと匣の中」 へのレビュー

    • 2023年10月11日
      レビュアーオススメ!
      小さな頃の約束、待っていた神様だったモノ。
      彼は長い長い時間を過ごしてきたはずなのに、「約束」をしてから再会までの彼にとっては短いはずの時間。その時間を拷問だと感じてしまうくらいにヒロインを思っていたのが切なかったです。

      お話が淡々と進むことや必要最低限のSE、そこへ三橋さんの演技も抑揚のない話し方なのでそれがまた「普通じゃない」雰囲気を醸し出していて、人ならざるモノであることを感じ取れます。
      それがあわさった雰囲気が素晴らしいです。

      神様だったモノから向けられる執着ですが、声を荒げるシーンもなければ痛みを伴うものもありません。
      だからこそ、部分的にある感情の籠るセリフが際立っていて切なくも熱くもなります。

      初めは帰してあげよう、と思ってくれていたので心根は優しい神さまだったのでしょうね。だからこそ、の今の状況だと思うと切ないです。

      行為に関してはあらすじにある通りなので書かれていることが大丈夫なら問題ないかと。異種姦の部分も怖いや気持ち悪いなどの雰囲気はありません。
      抑揚のない話し方の中にも三橋さんの演技なので色っぽい雰囲気はありますし物足りなさもありません。

      静かな中に重たい執着と重たい愛を向けられているのを感じ取れる作品です。

      4人が役に立ったと答えています

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