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不感症が理由で結婚間近の恋人に振られたヒロイン。
友人にやけ酒を煽りながら、1度でいいから気持ちいいセックスをしたいと愚痴をこぼしたところ、友人の紹介で高級ホテルへ。
よくわからないまま、2人の男性に迎えられ、そこが会員制の性感マッサージ店と告げられる。
急な事に悩むヒロインも、イケメンな兄弟の誠司と省吾の説得に、マッサージをお願いする事に。

オイルを塗って、乳首攻め、クンニ、クリ攻めからの手マン、ゴムありセックスで何回もいかされちゃいます。
ヒロインは不感症ではなく、ヘタな彼氏に当たっただけでした
2人はより強い刺激をとアナル挿入から、最後は3Pで2穴挿入。

1度だけのはずが1度では終わらなさそうな2人に堕とされちゃうようなお話で、続編もありそうな終わり方なので気になります。

ホストのつばさ君のクズ具合がとても良かったです。
主人公は仕返しで分からせるつもりでやったのに、つばさ君がけっこう早く堕ちていくのが楽しくて…。
その後、ツテを使って家を探し出し主人公宅にまで押しかけてっていうのもなかなか執着心が強く、理由も今まで自分をこんなに見てくれる人なんていなかったっていうのも狂ってて良かったです。

役目を終えた転生聖女は守護の愛に溺れるシリーズ3作品のお得なパック作品です。既に購入済みの方には、魅力がないかと思いきや、このパック作品では1作づつ買う場合同梱されていなかった購入特典の台本、宣伝動画、あと目の保養になる絵が同梱されています。

1作聞くと、違う作品のあの人の事話していたななんて、繋がりが気になってしまう事間違いないので、全て聞けちゃうお得なパックセットでした!

こちらは下巻ですが、お話としては兄の清流さんのお話。
後継として人当たりも良く全てを持っていた清流さんは、何なく両親も説得し、ヒロインに愛情を抱く邪魔な弟は座敷牢へ幽閉。
ヒロインと祝言をあげ、そして初夜。
あれ、清流さんは抱けないはずでは??…全く問題なかった。
その後も彼好みに抱かれているヒロイン。

しかし、2年の時が流れ、彼は自分が愛する者に対する加虐への欲望を抑えようとした結果、不能に…ここが前作で言われていた事でした。
そう、彼は、恐らくある程度の条件さえ整っていれば、誰でも良かったはずの妻、ただ弟が好きだったから選んだヒロインを、本当に愛してしまった。

しかし、名家の長男として子どもがいないままの訳ではいかず、更に父も死に、自分は不能となり、そこで偶々足を向けた座敷牢で弟が解決作の様に囁く、兄弟だから生まれてくる子は有田の家の子であると。
ああ、そこから考えぬいた結果始まる3人のまぐわいだったのかと…。

戦時中の不自由で不安定な時代、突然夫を失ったヒロイン。
精神状態のおかしく座敷牢に軟禁されていた夫の弟が後継となり、その弟との再婚。
実家は空襲で連絡は途切れ、お腹の中には亡くなった夫の子が…。
そんな中唯一頼れるのは義弟のみ、この頃は亡くなった兄嫁と結婚するというのは珍しくなかったと聞きますが、それでもヒロインの不安な身の上を考えると…。

新しい夫の泰隆さんは、ヒロインと死んだ夫(兄)に最初からもう歪みきった感情を序盤からぶつけてきます。
理不尽ですが、それでも受け入れることしかないヒロイン。

徐々にその謎や秘密は明かされていきます。
元々先にヒロインを見つけていた泰隆さんの方、但しヒロインは存在すら知らなかったし、彼の気質は昔からだったよう。
兄というすべてを持っていた存在にヒロインまで奪われて、持たなかった存在の弟は最終的にヒロインには愛ではなく憎しみを求める、なぜならそれは愛よりも強いと彼は思っているから…。

ヒロインちゃんのお父さんは政治家。
とある政策の反対する組織から脅迫状が届き、民間警備会社勤務の三鬼さんがヒロインちゃんのボディガードになります。
送り迎えはもちろん、仕事にも室長代理として潜入して、ずっと守ってくれます。

この三鬼さん、すごくしごでき!!!
仕事を抱え込んでしまうヒロインちゃんの仕事の調整をしてくれて、自分はいずれいなくなるからって多少の恨みをかってもいいと大鉈を奮ってくれて、ヒロインちゃんがとっても仕事しやすい環境にしてくれます。
それに、美味しいお茶も入れてくれる。

三鬼さんのお陰で早い時間に帰れるようになったヒロインちゃんと、三鬼さんと一緒に夕食を取れる様に、そして近づく2人の距離。
でも、あくまでボディーガードと擁護対象として、一線は超えません。

そして、脅迫状にあったような事件がある日発生。
三鬼さんに助けられ、セーフハウスで過ごす事に、そしてやっと三鬼さんから気持ちを伝えられ両片思いの2人が結ばれます。
いやー、警察出身のボディーガードだし体力凄そうと思ってましたが、やっぱりすごい…。

特典の方も他の女性を警護して、嫉妬するヒロインちゃんが嫉妬しなくていいくらい分からせてくれます。

ヴィスクから逃げ出し、更にハーランからも逃げ出した後のお話。

25年待ち続けたオーリを前に、自分から壁を作り微笑みもしないパストル。
しかし拒食症だと知り、オーリはほっとけない。
「心配だから」そうやってパストルを気にかけてくれて、やがて恋人となる2人。
しかし、オーリは皆んなに優しいという事実がパストルを壊していく。

マルス、けっこうオーリにひどい事してたのに、のこのこ現れた事にも驚きつつ、パストルはマルスを無事戻すという対価に、オーリに瞳を見させてまた忘れさせて、魔法の塔での幸せな暮らしを保つというもの。
メリバだけど、その幸せがいつまでも続くようにと思いました。

偽オーリの声ですが、私は全然違和感なく、寧ろ楽しく聞けました。
邪悪な偽オーリも聞いてみたいくらいです。

眠り姫の憂鬱のハーラン編。
周りより年下の自分が本来なら結ばれるはずがないと思っていたハーラン。
しかし、オーリは眠り、その間に彼女を目覚めさせ、強く男らしくなりたくて…傷をおい生きている。
そしてついに目覚めたオーリは、自分以外の男が目覚めさせてしまう。しかし偶然、目の前に現れたオーリは今なら手にいれられる程か弱くて!

無理に手に入れようとすると、自分のつらい過去を思い出させる。
しかし、オーリを手にいれたくて、大声で怒鳴ったり、直後にあやされたり、泣いたりとハーランの気持ちの波がジェットコースター級。
自分が壊れているからと、オーリも同じ所までという思考回路も…。

マルスはあの優しげな感じからして、中々えげつなくていい味を出しているなと思いました。

シリーズ全作聴かせていただきました。
1作目のヴィスク、ずっと25年間も側にいた人間。
オーリとも年が近く、眠りにつくことがなければ、1番オーリと普通に恋愛をできたかもしれない人。

でもオーリは眠りにつき、それを守り孤児院から離れず、献身的に守りぬいたオーリを目覚めさせたのは他の男。
目覚めたオーリにも拒絶され、拗らせていた25年分の想いが爆発し、監禁して無理やり抱いた。
でも、オーリには25年分の時間がなくて、まだ少女だった時の心と頭のまま…急に追いつく訳もない。
ヴィスクの気持ちも、オーリの気持ちも救われない、切ないけれど素敵なお話でした。

真夜中まで絵を描く、ヒロインちゃんに話しかける謎の声。
それは、長時間見ていられないほど美しい絵画。
気さくで優しげな略取さん、だけれどその略取という名前が表す通り、「許可は求めてないんだ。これ、決定事項だから」とこちらの思いや意思など解さない、立派に怪異でした。
そのまま、絡め取られ、最後はヒロインちゃんの描いた風景画の世界へ連れ去られる。
30分という短い時間でしたが、濃密に作りこまれたお話でした。