ちりっちりっちさんのレビュー一覧

日常パート大好きで、いちゃらぶ好きな私にどんぴしゃな作品でした。これがいつでも聴けるっていうだけで、これから先も生きていけそうです。

今作はお外でデートです。
わざわざ玄関の外で待ち合わせして、初っ端からいちゃいちゃが止まりません。バカップルなやり取りも奥さんは楽しかったらしく、にこにこしていたようです。それを見た亘さんが「いい笑顔!」と本当に楽しそうに言うので、こちらまで幸せな気持ちになります。

雑貨屋での買い物のシーンの最後で会話中にフェードアウトするのですが、ここ音量大きくして聴いてください!陽気な旦那さん全開でめっちゃおもしろいシーンです。

会話の中で、夫婦になる前の付き合ってた頃の話がちょこちょこ出てきます。
デートの時には記念になるものをよく買ったとか、亘さんが仕事で辛かった際、奥さんが泣くくらい一生懸命話を聞いて笑って励ましてくれたとか。こういうのが出てくる度、もっと詳しく聞かせて!となるのと同時に、二人の積み重ねてきた時間があるんだなーとしみじみと感じました。

行きつけだったレストランでの食事の後は、これもよく行っていたホテルへ。
「空いてるぞ。お前のお気に入りの部屋」←やらしーーー
色気爆発してるんですが、陽気な部分も残しつつ亘さんぽさが出ていて素晴らしいです。特殊なプレイや淫語はありませんが、お互いのいいところが分かっているような夫婦のらぶらぶえっちでした。

前作同様キャラクターが生きているシナリオが素晴らしいです。直接的な言葉や説明がなくとも、キャラクターの人柄や想いがしっかり伝わってきます。

亘さんを演じられた土門さん流石です。演技が本当にお上手で、言葉だけでなく笑い声からも愛情が伝わってくるほどでした。声色も繊細に使い分けられていて、神シナリオと土門さんの素晴らしい演技によって、亘さんが本当に"存在"していました。
(収録時間約50分です)

これはいちゃらぶ好きにはたまらない…!約50分、ずっとらぶらぶであまあまなのでにやけすぎて顔が大変でした。

「ふたりで幸せになりたいの」という亘さんの言葉通り、夫婦がお互いに甘やかして、甘やかされているのがいいですね。

ビーフシチューにめっちゃ喜ぶ亘さん、亘さんの3分クッキングに拍手する奥さん、ぎゅうぎゅうだろうにソファで一緒に昼寝する二人、紅茶を一緒にふーふーする二人…。この夫婦のかわいいところを挙げたらキリがないです!

奥さんが紅茶のお礼に亘さんにキスするところからいい雰囲気になってえっちがはじまります。時間的には短いし、ゆったりしているのですが、夫婦特有の余裕のあるエロさみたいなのがすごかったです。
耳にキスし合うシーンがお気に入りです。
そして、「いま当たった…てか、当てた?」からはじまる一連の流れ…土門さんの言い方もあいまって最高です。

亘さんと奥さんが交わす何気ない会話から、二人の普段の様子や人物像が浮かび上がってくるので、作品にめちゃくちゃ深みが出てます。シナリオを書かれたいりのたまこさん、本当に天才です!

続けて「おそとでらぶらぶ編」聴いてきます!

ジャケットに描かれているジェレミア様の瞳が綺麗だなーと見ていたら……
いつの間にか購入していました。これが魅了の力ですか?

魔女として火炙りの刑に処せられたヒロインの元に翼を羽ばたかせながらジェレミア様が現れます。この羽音で一気に作品の世界に引き込まれました。月明かりに照らされた漆黒の翼が目に浮かぶようでした。(私は万年中二病です^^)

修道女だった純潔なヒロインが快楽堕ちする様はなかなか痛々しいものがあるのですが(なにせ自分で慰めたことをジェレミア様に指摘されただけで羞恥から泣いてしまうので)、正直えっちです。深い口付けがうまくなっただの可憐だった蕾も大きくなっただの、他にも身体の変化をジェレミア様が全部言葉にします。潮も吹かせるし、張り型も使わせるし、おねだりさせるし…。あと、声を我慢して唇噛んでたらすぐキスしてます。
さすが悪魔、えっちすぎると思っていたら、ヒロインを快楽堕ちさせたことへの葛藤や数百年の歳月を孤独に生きてきた寂しさが吐露されるので、エロと切なさで情緒が大変なことになりました。

トラック4の二人の想いが通じ合うシーンで、ヒロインはジェレミア様と共に堕ちることを決めます。この時のヒロインの言動が好きです。ジェレミア様を想う気持ちが魅了によるものではなく、自分のしっかりとした意志からだと伝わってきます。

そして悪魔になる儀式えっち!最高です!初っ端からかわいいやり取りをしているので口角上がりまくり。
最中にヒロインの見た目が悪魔っぽく変化していき、牙や爪が伸び、なんと瞳の色まで変わります。ジェレミア様が私の瞳の中を覗いて瞳の色が変わったのを確認してごらんと言うのですが、その後のヒロインの行動がもうかわいくてかわいくて!やっぱり両思い最高ーー!!

ジェレミア様の声は深川緑さんしか考えられませんね。本当に魅了されてしまう素敵な声と素晴らしい演技でした。

魔王軍幹部でサークルさんのファンタジー世界に夢中になり、今回の作品も楽しみにしていました!やま屋さんのファンタジー作品は世界観がしっかり作り込まれているので、ストーリーにどっぷり浸かって聴いてます。

まず、なんと言ってもルークが愛おしいです。
眠らない体になり、まわりからは腫れ物扱いされて孤独ななか、ヒロインを心の拠り所にして発情にも耐えてというルークの境遇を思うと…泣 ルークの10年分の想いはこじらせているとも言えるのかもしれないけど、それ以上になんかもう尊く感じます。

脅すように始まった関係ですが、ルークはヒロインを決して乱暴には扱いません。発情で切羽詰まっていても優しくない時がないです。聴いてる側としてはこんなの好意まる分かりだよ!とジタバタしたくなります。

えっちシーンは全部で4回あり20-30分越えの大ボリュームですが、二人の関係の進展がうかがえるので4回とも違う良さがあります。耳舐め多くてありがたいです。
えっちだけで終わらず、事後のシーンがあるのも嬉しいです。皆さんお願いですから眠れないルークの言う、愛のこもった「おやすみ」を聴いてください…!!
キスシーンも多くて、口だけじゃなくてこめかみとか頬にもするから…もう愛しか感じないよ…泣

ルークの告白シーンで、ヒロインがルークの胸をぽかぽか叩くところがかわいいです。ベタな仕草ですけどシチュボであんまり無くないですか?

そして、羽柴さんが隠しきれない優しさとか切なさを台詞にかもし出すのが上手すぎます。よく繊細な感情を声だけでここまで伝えられるなあと。

ルークはヒロインとの結婚も既に考えているみたいですね^^ルークの体も無事元通り、ヒロインも研究者に戻れるようですし、ハッピーエンドで大満足です!

作品内容を読むと、ヒロインが彼に執着して情緒不安定気味になっている様子で、なんか不穏な感じもあるけど彼の秘密とやらもかわいいもので、いいスパイスになる程度なんでしょうと思って購入したらとんでもなかったです。嬉しい誤算♪

王子様然としたビジュアルとそれを裏切らない三重奏さんボイスの物腰柔らかな話し方のサラくん。過去に男性関係で嫌なことがあったヒロインもこのサラくんに「おねーさん」と慕われたら信用しちゃっても仕方ないです。

サラくん本当にデキるので、ヒロインがぽろっとこぼした発言を覚えてて、それをプレゼントしてくれます。このプレゼント、正直ぬいぐるみの方はもしやと思って予想的中したんですけど、もう一つの方は完全に予想外でした。このプレゼント渡しておいて、その後会えないっていうのも堕としにかかってますよね。

えっちも甘々で見つめあったり、キスが多くてかわいかったです。これは"ふわふわ"しちゃうね……
最中にサラくんが秘密を教えてくれるんですが、これがさりげないんだけどさりげなくない絶妙な塩梅の言い方で三重奏さんの演技力が光ってました。

絶対本編→ss+キャストトークの順番で!
これはきっとハッピーエンドですよね?
だってヒロイン幸せだもんね?

サンプルを聴いて声がとても好みだったので購入しました。結果的に声はもちろんですが、ストーリーも重厚で大満足です!

敵対組織の幹部の屋敷に囚われていたヒロインを助け出し、自身の屋敷に保護してくれるアロルドさん。それから二人が仲を深めていくシーンの描き方が素晴らしいです。彼の言葉や行動一つ一つから、優しく誠実な人柄が伝わってきます。
アロルドさんはなかなか辛い過去をもっていて、それを明した時にヒロインから彼を抱きしめるシーンがあるのがいいですね。強い男の弱ってる姿……。守ってもらうだけじゃなくて、守ってあげたいというヒロインの気持ちが伝わってくるのがまたいじらしいです。
あと、想いが通じ合うシーンで一言しゃべってはキスするのがめちゃいい!!

アロルドさん、ヒロインを気遣いつつも結構激しく求めます。この歳で…とか言ってたわりには抜かずに2回してます。しっかりえっちです。そして、低い声の吐息が最高です。

翌日、ヒロインは一度故郷に帰ることになるのですが、アロルドさんは自分の元に戻ってくることを強制はしません。が、その後のセリフがやばいのでぜひ聴いてください。

アロルドさんは過去の呪縛から、ヒロインは囚われていた屋敷から、救い出され、お互いが安心できる場所を見つける素敵なストーリーでした。

めっちゃキュンキュンして、顔を手でおおいながら聴いてしまいました…!

川瀬さんとヒロインが会社の交流会をきっかけに仲が深まっていき、お付き合い+アルファに至る過程がとても丁寧に描かれています。
ストーリー重視派なので日常シーンがたくさんあるのが嬉しいです。相合傘にはじまり、一緒にご飯、告白シーン、デートなど王道ラブストーリーには欠かせない要素が詰まってます。私は初デートの帰りのキスで死ぬかと思いました。一回しかしないのにハンパない殺傷力でした。余韻がすごいです。

えっちシーンは2回あります。ゆっくり舐めたりしてくれるのですが、その合間に漏れる吐息は必聴です。体位もだっこ、騎乗位など色々してます。みんなの好きな玄関開けて性急キッスもありますよ^^

王道を行くシナリオと久喜さんの演技力がマッチした素晴らしい作品です。

最後に一点だけ…
他のたぶん両想いシリーズには特典がついているのに、この作品だけ無いのが残念です。別売りで販売していただけたら泣いて喜ぶので何卒お願いいたします…!!