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「Tenacity -消えかけていた幼馴染の記憶と消えない愛と執着と-」 へのレビュー

オススメ! 優しさと柔らかさを怖いと思ってはいけない

2023年07月01日   さん

このレビューは参考になった x 9人

レビュアーが選んだジャンル :

好きだった幼馴染と再会して閉じ込めてしまうお話

仮面舞踏会で助けてくれた彼に閉じ込められてしまうお話なのですが、この彼、輝凪さんが普通ではなく…
出会い(再会)からずっと柔らかい話し方と言葉遣いでぱっと見はまったく怖くなく、閉じ込められてからもその柔らかさと優しさは変わりません。
ただ、その優しさを怖いと感じたら終わり…と思ってしまうようなギリギリのラインを保っていそうだな、と。たった一言のとあるセリフがとても重たく感じました。
サイコパスに近いような雰囲気ではありますが、根っこはヒロインへの拗らせた愛情なのでヒロインを愛しすぎてるんだなぁと。

輝凪さんの雰囲気ですが、ジャケットのビジュアルに声は八神さんなので大変色っぽいです。話し方も優しさも甘えるのも色気が凄い。
落ち着いた行為がだんだんと我慢できなくなりがっつくようなキスに変わるのがとても良いです。がっついている時の上擦った言い方と普段のギャップがまた…。
個人的に素がでるのか敬語が抜ける独り言のようなセリフと、たった一言の重たいセリフが好きです。

可愛い、大好き、愛してる、とめちゃくちゃ愛情を連呼してきますし全部肯定するくらいのヒロイン大好き具合なのでベッタベタに甘やかしてきますし愛してくれます。行為も変わったプレイはなく、キスとか舐められたりの方が多い気がします。

執事の賀田さんもめちゃくちゃ執事でとても良かったです!

現実離れしたような妖しさと、逃げ場があるようで一切ない優しさと柔らかさに雁字搦めになるような執着を受けたい時に聴きたくなる作品です。
アンティーク雑貨のような雰囲気のお話でとても良かったです。

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