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ずーーーっと好き好きアピールをしていた先輩に些細なきっかけから自覚されてがんじがらめに捕まっちゃうお話。

塩に近いそっけなさでヒロインちゃんに対応していたのにジェットコースター並に自覚してからの先輩の勢いは凄かったです。
ジェットコースターって最初登るじゃないですか?そんな登ってるあたりの先輩にはまだツンというかプライドというか、自覚してるのにそれが悔しいみたいな感情がまざりあってるようで、素直じゃない子供っぽい部分が可愛いんです。
そこから登りきったときの破壊力たるや。好きは言いまくるし嫉妬隠さないし、独占欲も隠さない。
まって!まって!と言いたくなるくらいの愛情が襲いかかってきました(笑)
ほんと可愛いと愛情の重さに満足できます。

行為に関しては変わったプレイもなく、襲われてはじまりますがヒロインちゃん朱里さん大好きだし場合によっては朱里さんが困ってるしで全く問題なく。
そっけない言葉を言われながらの始まりから、終わりあたりの温度差をぜひ感じて欲しいです。

ところどころ照れ隠しの朱里さんのセリフに子供っぽさを感じるのですが、この言葉選びのあんばいがとっっっても好きです。
懇願するセリフ、命令のようなセリフ、嫉妬、好き連呼…このセリフの違いが混ざったところがほんとに良かったです…!
ライターさんの言葉選びと金森さんの台詞回しがピッタリできゅんきゅんします。

演じられた金森さんは少し高めのお声(私の中では、ですが)なのですが、掠れた部分などが朱里さんの気怠げな雰囲気と合っていてとても良かったです。

可愛らしいお話と、可愛らしい朱里さんをありがとうございました!