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視聴でもわかりますが、志月くんの話し方は淡々として冷たさも感じます。
ただ、お話を聞いていくと会話の時の淡々としているのは変わらないのに明らかに変化していくのが伝わる三橋さんの演じ方が素晴らしかったです。

キスの水音、息遣いが激しくなっていくこと、終わりのほうの「大事にする」の言い方。ここが特に志月くんのヒロインへの気持ちがわかりやすい言葉の羅列がないのに伝わりました。

他人の気持ちを汲むのが苦手で、効率厨。正論を淡々と言ってしまうのでしょうね。正論だからこそ言われた方は言い返せないし、そこが冷たさを感じるのに繋がるのかなと思うのですが、ヒロインに対して生まれた執着と征服欲が今後も志月くんを変えていくのかなと思えるお話でした。

おおきな感情はあるのに、ベタベタ甘過ぎないお話が三橋さんの演技で深みを増して大人っぽいお話になっていてすばらしいです。
個人的にめちゃくちゃ刺さりました。