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「隠し蛇【繁体中国語脚本付き】」 へのレビュー

オススメ! 無邪気で悪意は全く無いのに恐ろしい…

2024年08月30日   つっきー87 さん

このレビューは参考になった x 1人

先に隠し鬼の方も拝聴しています。
鬼(邪神)と神様という対極ともいえるような存在ですが、本心では純粋にヒロインに対して好意を抱いていたり、人智を超えた力を使ってまで執着したヒロインを自分の元に留まらせたりと、神的存在、似た者同士ではあるという印象。

しかし、狗杖さまは表面は邪悪さに満ちた鬼らしい姿でありながらも、木彫りの犬に封印されていた頃の、幼いヒロインと一緒にいた思い出を大事に思い、待ち続けていた、いじらしいキャラクター性であるのに対し
白嶺さまは、零落して弱まりながらもヒロインを助けて、そのお礼の供え物に気を良くして加護を与えながらも、零落し消滅しかけていた自分を救ったヒロインに執着し、ヒロインの周囲の欲に塗れた人間を残酷に排除する、恐ろしい存在なところが対極にも思えました
しかし、酒を供えられて無邪気に喜ぶ姿も、信仰を取り戻して喜ぶ姿も、ヒロインの後輩を残酷に殺すところにも、ヒロインを犯すところにも異界に閉じ込め自分のもとに留まらせるところにも、自分本位に行動しているのに一切悪意がなく、無邪気な行動であるところも神様らしくて、恐ろしい…

Rシーンも、自分の思うまま人間を翻弄する責め方で神様らしさが出ていて、皇帝さんの色気のあるお声と、高貴な雰囲気がマッチしていて、隠し鬼と合わせて聴くと、より作品の世界観に没頭できる素晴らしい作品でした!

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