べにくらげさんのレビュー一覧

主水さんの一人称僕かつ礼儀正しい敬語キャラは初めてでしたのでとても新鮮でした。ヒロインと話す時は敬語ですがぽろっと口をついて出る独り言は素が出ていて可愛かったです。「全部入れたいなぁ…」とか(笑)

最初は魔力切れと空腹、次は血液不足による飢餓感、吸血&エッチしてからは快感と興奮でといった具合に作品中でかなりハアハアしている率が高いエルさん。個人的には理性と気力を総動員して「やめましょう?」と言うシーンが好きです。今まで聴いてきた吸血鬼キャラはすぐ吸おうとしてくるタイプが多かったので。

最終トラックでは本調子のエルさんがいました。上品で爽やかで余裕があって全然ハアハア言ってません(笑)さすが高貴で正当な血筋の生まれ。もうエルノ坊ちゃまって感じです。メイドを呼んでくるとか普通に言いますよ。自宅、つまり思い通りに事を進められるテリトリーにヒロインを招いて(帰すつもりはないらしい)これからどうなっちゃうのとなったところでエンドです。

ほぼ不審者の素性の知れない初対面の男を部屋に入れて面倒を見ちゃうのはとてもシチュヒロインあるあるでした。なぜここまでするのかは語られませんので聴き手が想像する仕様になっています。ヒロインに対して「小さな体」「首が細い」といった表現が出てきますので気になる方は注意です。あとめちゃくちゃウットリした声で「可愛いなあ」と何度も言われますのでこっちがウットリでした。キスも耳舐めも水分量が多くて会話はできるものの理性が飛んでいる感じが出ていたと思います。

物凄く大切に愛される作品でした。ヒロインはレファイスの様子や言動に戸惑いつつも素直に受け入れるスタンスなので、リラックスして音に集中できました。

初対面のはずなのに発言の端々に垣間見える、「同じ過ちはしない」という決意のようなもの。そして言葉でも行動でも伝えられる溢れんばかりの愛情。何か裏があるんじゃ?と勘繰りたくもなります。資産が潤沢ではない伯爵家ですがヒロインの生活をとにかく快適にしようと事前にあれこれ準備していたのは凄かったですね。耳のマッサージだって独学で実践していました。

レファイスは上の立場であるにも関わらずずっと丁寧な敬語です。口調も間をたっぷり取った優しくて穏やかな感じで、それでいて何かを隠しているような含みもあります。常にヒロインを気遣って一緒にいる時間を捻出し、退室の際には「愛していますよ」と耳元で言ってくれます。赤面するくらい甘いです。

アダルトシーンでも穏やかな時間が流れていました。ベッドに背中合わせで横になったまま会話していくのかと思わせておいて自然に距離をどんどん詰めてきます。リップ音もSEも控えめですがそれが良かったですし抑えめに息が荒くなっているのがセクシーでした。
後ろから胸と下を同時に触ってイかせたあとに仰向けにさせて更に舌でもう一度、という流れが個人的に好きすぎて頭を抱えそうになりました。えっちですね(笑)

レファイスから真実を伝えられる添い寝トラックで、彼がタイムリープしていたことが明かされます。一歩を踏み出せずにいた結果ヒロインを失ってしまった後悔と懺悔、増していく愛情。現在のヒロインは彼を受け入れ共に生きていくことになりますが実は男爵令嬢に憑依した存在だと打ち明けるべきなのかどうか…これは悩みますね。

「好きです」「愛しています」「綺麗です」といったシンプルな愛の言葉が優しい声色と相まってとても素敵で癒されました。

レビューでたくさんの方が書かれていますが、ノワ様が本当に可愛い!声色も言動も可愛くて面白くて愛おしいです。年下系の可愛さなのか、甘やかされた末っ子の可愛さなのか考えてみましたが猫の可愛さだと自分で結論付けました。自分のペースでこちらを振り回してくる、でもそれが可愛い。そんな感じ。

種族も身分も住む世界も違うノワとヒロイン。もちろん文化や常識も違うわけで会話もおかしな方向に。自分のペースで進めていくノワですのでサクサクと行為もとい交尾に入ります(笑)恥ずかしいなんて概念など彼には存在しません。

「俺の目を見て」という台詞の後に不思議なSEが入るので最初は無抵抗になる魔法でもかけられたのかと思いましたがヒロインがノワの綺麗な瞳に動けなくなってしまっただけのようです。実際、イラストを見ても凄く綺麗なブルーアイです。

ノワは間違いなく可愛いんですが、ちゃんとオトコでオスなんです。愛情深いえっちも交尾なのでヒロインの体に対し受精や妊娠を望んでいるのが発言から分かります。そこはオスの本能がとても出ていました。キスでも種付けできればいいのに、なんて台詞は初めて聴きましたよ。乱暴な言葉遣いはしないので、帰宅後の嫉妬えっちも無理矢理っぽく聞こえなかったです。ヒロインを指でイかせる前の「気持ちいいね、気持ちいいね」というのが印象に残りました。甘えと包容力が混在しているような感じで毛布にくるまれているみたい。気持ちいいだろ、じゃどこか違うんですよね。

ヒロインがノワの国へ輿入れするのはもうしばらく後になりそうですが、それまで第三王子には人間界で知識や見聞、そしてヒロインとの絆を深めていただきたいですね。

作品を購入される前に彼の設定や外見を見たり、サンプルを聴いたり、そして最後まで聴いた方々の中には、「お前のような童貞がいるか!」と思ったリスナーも多いと思います。でもシチュエーション音声の世界にはいるんですよね。面白いですよね。

元々話すのは得意ではない蓮くんが、頑張ってヒロインと会話しているのが本当に健気で応援したくなります。時折卑屈っぽい誤魔化し笑いが出るのも、ぽろっと本音を言っちゃうのも、どもっちゃうのもフィクションの中にリアルっぽさが感じられて蓮くんが存在してるー!と思いました。

えっちな展開になるまで会話のシーンが多く、蓮くんが自分のことをいろいろ話してくれて嬉しかったです。ちょっと自己評価が低いところが垣間見えますが、これからの改善に期待ですね。

想像以上に蓮くんのヒロインに対する好意が大きくてびっくりでした。ちょっと気になってる女性、どころじゃない。めちゃくちゃ想いを溜め込んでいたようです。気持ちを受け入れてもらえたから我慢しない!とガツガツいくんじゃなくて、ちゃんとヒロインの体も準備するところは素晴らしい。

他の人物も出てきませんし両片想いからのハッピーエンドなので気軽に聴けると思います。ヒロインが蓮くんをさわさわしだす直前までの、二人でベッドに横になっているシーンがお気に入りです。声の距離が近くて。

タイトルからして長いので、もうこれだけで作品概要が伝わりますね(笑)補足するとすれば相思相愛なので無理やり要素はないですしラストもハッピーエンドです。あまり詳細を知らずに聴いた方が驚きと感動が得られるのではないかと思います。

画面越しではなく、直接向かい合って会話ができてしかも触れ合える。そのことがとても幸せそうな瑛心さん。自分も他の男性もゲームのキャラだと認識しているのが面白いですね。同時にゲームの世界だと理解しているからこそ、ヒロインを盗られる可能性は排除できないから他のキャラと会わせたくない。ゲーム内でのえっちが物足りなかったのなら今から挽回する!と瑛心さんは頑張ります。

ここからもう凄かった。プレイというかえっちなシチュエーションが盛りだくさんです。「私これ好き!」となるシーンが見つかるのではと思います。時間もたっぷりとってあります。

瑛心さんの声や口調もとても魅力的でした。話すことが得意ではないのに一生懸命に気持ちを言葉にしてくれている感じが好印象でした。熱い吐息が混じる声なんて本当にセクシーでしたね。

茶介さんの声色、演技の中でも硬質なものがほしいときに聴いています。ヒロインの気持ちや尊厳もろもろを無視して自らの目的を絶対に達成するつもりのノア。やっていることはひどいのに、もしかしてこのヒトから唯一無二の相手として愛されているのかも?と思わされてきます。ペットだの苗床だのという単語は出てきますし、対等に扱ってはくれません。それなのにノアの言動が気になって聴き進めてしまいました。プレイ内容で購入を決めたわけではありませんので行為中は正直想像するだけでしんどいなあ、と感じる場面も多々ありましたが声に意識を向ければ大丈夫でした。

最初はイラストのノアがけっこう可愛い系の若者に見えてびっくりしましたがこの外見であの声であんなことやこんなことをしてくるのか…という意外性もあります。

余計な記憶や苦痛は排除した気持ちいいだけの幸せな楽園というのも、どこか歪でミステリアスです。設定も内容もリスナーの記憶に残る作品なのではないでしょうか。

値段で躊躇していましたが、とても楽しかったです。数年前の音声ということもあり皆さんフレッシュで、試行錯誤しながら頑張っていらっしゃる感じが凄く面白く有難かったです。全体の再生時間が非常に長いので、内容もさることながら満足感がありました。

シチュエーション音声を聴くようになってからアダルト名義の声優さんのラジオを知っていくつか聴いたのですが、企画コーナーという名の無茶振りはこの頃からあったんだなあと(笑)いつもありがとうございます。これからもどうかよろしくお願いいたします。

レビューのタイトルが作中の台詞に対する回答で失礼しました。

移住先で不慣れな土地を散策していたらいつの間にか狐獣人さんの住処にようこそな始まりです。姿は見えないのに響く鈴の音とお狐様の声が何とも神秘的。大鳥居という言葉も出てきましたので、一帯がご神域に近い扱いなのでしょうか?大鳥居をくぐった時点で捕食or嫁入りの二択しかないとのことですがくぐる前に教えてよー!とヒロインも思ったことでしょう。紫呉さん、策士です。

ゆったり話す紫呉さんですが、大笑いするシーンがあるんですね。その声が言い知れない怖さを感じてゾクッとしました。味方ならこの上なく安心できるのですが、敵に回したらそりゃあもう恐ろしいぞ、というか。

過保護なのは心配からというより、ヒロインに長生きしてほしいからというのがもう泣けますね。夫婦になっても寿命の差による死別は避けられないんだなあと。でも看取ったあとは骨まで全部食べてくれるそうです。嬉しいなと思った私は絆されている(笑)

獣人設定ならではの演出はその作品によって唸り声、モフモフ、絶倫などいろいろあると思うのですがこの作品では血肉を好み、人を食べることに抵抗がない習性が良く出ていました。個人的にはヒロインが人狼に襲われかけて紫呉さんがブチ切れて相手を八つ裂きにするシーンが聴きたかったかも(笑)ちゃんと終始平和な話なので、ご安心ください。

添い寝ボイスは会話から始まります。意外と寝言が多くて、紫呉さんの頭の中は寝ても覚めてもヒロインでいっぱいなんだなと分かります。「高級な皿」なんて寝言が出てくる作品はこれくらいでは。一緒に暮らしている感じが微笑ましいです。

葉山ヨウさんを初めて聴いた作品です。落ち着いた大人の男性といった印象の低く深い声が格好良かったです。あとじゅるじゅるのキス音が凄かったです。

終始エッチで優しいお話でした。まずテシカくんの声がいい。九財さんを初めて聴いた作品でしたが、冒頭のナプダイ言語の時点でめちゃくちゃかっこいいです。イケメンの好青年だって分かりますし何を言っているかが分からなくてももっと聴いていたいです。字幕付けてくれれば大丈夫大丈夫、ってこれは音声作品でしたね。

初対面から好感度最高レベルで接してくるテシカくんですが、ヒロインを知れば知るほど愛情は高まる一方でもう大変。一日に何回だってしますし仕事だってちゃんとしてるよって、余計なお世話でしょうがいつ寝てるんですかちゃんと休みなさい。

夜中に家を抜け出し海を独り眺めるヒロインを探しに来た場面は切ないけどお気に入りです。シチュ彼が泣くシーンに弱いんです。波の音がまたいい演出でした。

新婚旅行が日本観光なのも楽しそうでこちらまで嬉しくなりました。ナプダイ島の文化にヒロインが驚いたように、テシカくんも見るものすべてが珍しく新鮮に映ったことでしょう。公共の場でイチャイチャできないことはキツかっただろうけどラブホに連れて行ってもらえて一安心です。

シチュボだけどコスプレ?健全なイメージプレイ?男爵様が敬語で耳かきをしてくれます。基本的に最後まで敬語が外れることはありませんが、ちょっぴりいたずら心を出すお茶目な一幕もありました。(「～しちゃった」とか可愛い!)

膝枕耳かきコースということで、疲れや頑張りを労いながらカリカリしてもらえます。「…おや…?」という台詞から、耳の中がかなり汚れていることが想像できますね(笑)

全部聴いてみた結果、私はいつもの少し上から楽しんで耳かきをしてくれる男爵様が安心できていいなとは思いましたが、ハロウィンならではの変化球も良かったです。

耳かき処「えぶり」、メモメモ。