壁になりたい冥土さんのレビュー一覧

元の職場でお付き合いをしていたお二人。それは7年前の三上さんの海外赴任によって終わりを告げた。
別れてしまっても、彼女のことを忘れられなかった三上さん。
帰国後、ヒロインさんは元の会社にはおらず、それでも彼女との思い出を振り返るように、彼女とよく訪れたバーに足を運んで。「もしかしたら」を想い続けて。
逆にヒロインさんは、別れた後、他の人とお付き合いをすることが。
三上さんのことを引きずりたくないからか、それとも一緒に向かうことができなかった後悔からか。一時的にでも彼を忘れることはできても、長くは続きもせずに。

何の因果か、数年越しに出会う二人。
長い期間、離れていたことにより気付けた気持ち。
まだ諦められない三上さん。
きっと、彼女に相手がいたとしても、彼女を振り向かせて見せる気概を持っていたのかもしれません。
ヒロインさん、出会った瞬間は動揺しても、すぐに冷静に。
三上さんはすでに良きパートナーがいるだろうと、もしくは、自身は見切りをつけたような付き合いをしていたのだからと、期待すら諦めて。


物凄いドラマチックストーリー頂けて満足。
SEアリで聞くタイプなのですが、ヒロインさんの潮吹きSEだったり、三上さんの抜き差しSE(パチュパチュ音)など、水音系に違和感。
あと、トラック4～5の切り替えが早いので、日付間隔がバグる。もう少し間があると、雰囲気的に日数経っているって思いやすいかと。

このレビュー書いている壁は相変わらず原作未読勢です。ちなみに本当はレビュタイ「旅行デート」のところは青姦って書こうとした。流石にアレかなって思って自重した。内容間違ってないんですけどね!
ところで【トラック6: 海水浴で】は3人に声掛けようとしているお姉さん方が3人のイチャイチャシーン目撃しちゃうんですけど、ちょっといやだいぶ詳しく状況教えてくれませんかね。(ゲンドウポーズ)

家族仲は悪くないというかむしろ仲良いそれぞれのご家庭。
男3人での旅行について、それぞれの家族がそれぞれの反応を見せてくれるんですけど･･･青柳家が一番楽しかったかな!宗一くんのお姉さん、イロイロ察しているみたいなので一応「無理させんなよ」って釘打ってるの、姉貴!!!って憧れの眼差しで見ちゃう。
というか、どこのご家庭(正確には各キョウダイ)も頼くん大好きじゃん?
夢人くんと宗一くん、頼くんが一緒に遊んでいるの、ニコニコしているわけじゃん?
つまり･･･家族公認の仲、ってコト･･･!?

まぁ、仲が良すぎてオープンイチャコラは出来てない故の旅行デート(主な目的はセ!)編。
さぁ、張り切ってイキましょ&ヤってくださいまし!!!

このレビュー書いている壁は原作未読勢です。その内買わせてもらいます。おまけトラックで結構笑ってしまったのがこの壁だ!!!

トラックリスト見てわかる通り、本編よりおまけパートのほうが多いです。そしてそのおまけパートがエロいところあるんだけどほぼ笑っちゃうようなギャグが多くて笑いこらえるのが大変でした楽しかった!
一番笑ったって言うか吹き出したのは【トラック13 おまけ10】でした。

おまけ9が頼くん×夢人くんの頼くん嫉妬する編で、おまけ10が宗一くん×頼くんのやっぱり頼くん嫉妬する編なんですけど、嫉妬後のエッチシーン後、夢人くん宗一くんの思い出しニヤけシーンになっております。

で、吹き出したおまけ10がこの宗一くんニヤけver.(いうて表情には出ていないんでしょうが)なのですが･･･
宗一くん、頼くんに「喧嘩しそうになったら俺のこと思い出して･･･早く帰って来いよ」って言われまして。
そのまま頼くんに襲い掛かったわけですが、そのことを思い出して勃起ってしまっているんですよ。それを喧嘩吹っ掛けてきた不良共が目撃して「デケェ」って。その後、たびたび思い出しては勃起っていたってモノローグ入ったのが卑怯。笑撃のラストに吹き出さずにはいられませんでした。

概要ページに記載されている「ローションガーゼに挑戦するカップルを見守れる本」は正しかった･･･間男にも間女にもならない、安全圏から見守れるっていうか覗けるの、すっごく最高･･･
実際はローションガーゼだけじゃないので、最高にエロいカップルが見守れます。みんなも壁に成ろう???

認識ズれの話。
追加されている人物紹介で時系列関係が載っているのですが、イマココ!って位置に二人が一緒に暮らしているのが記載されていました。
ココが認識ズれてまして、シオリくんside「同居」ミノリくんside「同棲」なんですよ。意味合いが違うけど、まぁ二人とも幸せそうだからイイですよね!
で、おまけページが一番最後なんです･･･よね?
ここでの会話もズれていまして･･･ルビ基の言葉の違い。
ミノリくん「そと(ホテル)」シオリくん「そと(屋外)」。
間違ってないんですけどねw 一歩間違えると大惨事になりかねないww
で、いつその話見せてくれます???

このレビュー書いている壁は原作未読勢です。その内買わせてもらいます。前編めっちゃスゴかった･･･。
何がスゴいって、この作品アニメ化したんですっけ?ってレベルで本気イメージそのままのお声。え、まって、どこからその高い音域出していらっしゃる???

口悪いところがツンデレ頼くん、コミュ力バリ高ムードメーカー夢人くん、二人と比べれば寡黙だけどムッツリに納得宗一くん。
これは･･･なるほど!頼くんがネコ総受け3Pモノですね!? って思っていた時期もありました。はい、過去形。
サンプルから本編拝聴させてもらい、頼くんが受けって意味は間違ってないけどリバっぽい3Pなんですね。うわエロ･･･

頼くん、タチネコの意味は知っていても一応ノーマル?ってことで、自身がそうなるとは全く思ってなかった。そりゃそう。まさか自分がそうなるっていうか二人からそんな目で見られる未来があるとか予想できませんよね!
夢人くん、宗一くん、お二人は頼くんへの恋愛感情を自覚したら即行自分の立ち位置理解してるの、流石(?)やで。
で、その上で頼くんがタチネコどっちか?ってある種迫っているの、圧がスコい。

自覚してないというか、恋愛的な意味で二人を見たことが無かった頼くんとしては、よくわからない内に迫られて襲われて、頭パンクしそうになって「なんで」ってなって。
そんな頼くんを見た二人も泣き出しそうに、今の、ただの幼馴染の関係から脱したかったって苦しそうに告げて。



え、すっごい青春モノじゃないですか何でアニメ化してへんの???

「○○ちゃん」
新任教師を名前で呼ぶ生徒は多くいた。
その度に「先生って呼びなさーい」と言い返しながら、多くの生徒に慕われていたヒロイン先生。
先生のことを名前で呼んでいた生徒も大人になり、今度は彼がその立場に。
「『匠くん』じゃなくて『穂高先生』って呼びなさーい」
昔の自分と彼のやり取りとそっくりそのままだったから、その様子がおかしくて、クスクス笑ってしまう先生。
そんな先生の様子に不思議がって、理由を聞いて、昔を思い出して、恥ずかしがって･･･

「――じゃぁさ、大人になった今なら、ちゃんと俺のことを見てくれる?」


もうさ、このやり取り(トラック1～2)だけでリピ確ですよね最高!!!

レビュタイに書いてますけど、穂高くん、学生時代は先生に憧れを抱いていて、それが恋だと思い込んで告白しているわけなんですよ。学生アルアル!
卒業後に、「あの時のは憧れだったんだな･･･」って気付いて、でも教師になって先生と再会して、同じ目線で接して、そこで初めて?改めて?彼女に恋してるって自覚したんですって!

そしてヒロイン先生。
穂高くんが先生(大人)となって、まっすぐ自身に好意を抱いてくれているのがわかって、本当に受け止めていいものか迷っているんです。
昔、彼と約束した通りに、彼のことをきちんと一人の男性として見直して。
真剣だとわかるからこそ、困ってしまう。
自分が彼の隣にいて良いのか?と言った感じに、自信がないから･･･みたいなこと言っていますが、そこは穂高くんが頑張って愛を伝えています。


数年越しの告白からのラブストーリー･･･はぁ、最高でした･･･

Cv.弥勒さん、キャストトークぐるぐる回りながらしゃべっているの楽しいけど落ち着けって言いたくなる。
本当に演じている時と素の差が大きかったりして、キャストトークってだから楽しいんですけど貴方様は落ち着いてくださいまし(笑)

北園伊吹くんとヒロインさんは昔からの幼馴染ってことで、お互いのことをよく知っているけど、近いからこそわからないことがある。みたいな?
少なくともヒロインさんは北園君の言ってくる言葉は冗談だって思っていたから、彼の部屋に一緒に連れてかれて、本当にそのままセックスするとは思っていなかったようです。
よくある【身体にわからせる】とは違った感じの【自分の本気をわからせる】です。同じじゃんって?いえ、本編聴いて。同じようで違う【わからせ】なんで!説明しづらいの!!

いやしかし、結構淡々としたしゃべり演技だなぁ?って思ったんですよ。
結構淡白なのかな?ということは、実は激情に駆られたら･･･とかのギャップ萌え!?とか思ったりもしたんです。そんなことはなかったんですけど。
代わりじゃないですが、この淡々とした中に見える、彼女への執着というか激情というか、長年煮詰めてきた愛情。クソデカ感情ってこういうこと言うのか?って思わさせてくれました。

所々のセリフに挟まる、「お前がこうしてくれればあぁしてやるのに」って言うお得感あるようなシーンが好き。
エピローグでは彼女ともっと一緒にいたいからと「同棲したい」って北園君から告げられるんですが･･･さて問題です。
「お前が俺と同棲してくれたら」の後に続くセリフ、何だと思いますか?
ヒロインさんへ向ける感情を参考に、考えてみてください。
ヒントは役所に届ける書類です(はーと)

何だかんだ、このエピローグが一番好きだわ。

本編については沢山の方がレビューしてくれているので、壁はキャストトークについてというかCv.彩和矢さんのギャップ差って言うかテンションの違いっていうか振れ幅大きすぎる件について!
彩さん出演の数々作品にある、数々のキャストトークお聴きしたことあるリスナー様方はご存知と思いますが、この方、キャストトーク時はだいたいテンション高いです。
おかげさまで、陽キャに見えるけど実は陰のあるキャラ(陰キャとは別)演じられた後のトークの温度差で大体ヤられる。ギャップ萌えとかよりも温度差で風邪引くとかそういう方面。
しかしキャストトーク楽しんで、是非とも聞いてほしい。そして温度差にみんなヤられてほしい!!!

彩さん、演じられてた晴澄くんの気持ちもわかるけど、ヒロインさんの気持ちもわかる･･･って語ってくれてます。
そういう、女性側と言うか自身が演じてない側のほうも考えながら演じているっての、キャストトークでないと語られないから、本当に皆さん聞いてほしい。


ちょっとだけ音声について。
サトリ声が重なるのはすごく耳がゾクゾクするんですが、逆にサトリ台詞が聞き取りにくいのが難点。
あと、挿入→打ち付けのSE音(いわゆるパチュパチュ音)に違和感アリ。

宮條一生さんとヒロインさんは恋人同士。
婚約状態で、彼が本社へ戻った後に結婚することも決まっている。
でも会社の規定上、婚約状態の人物同士が同事業所内にいるのはNGとなっているため、二人は周りに内緒の関係に。
二人で決めたタイミングで、ヒロインさんは一足先に周囲へ入籍する旨を連絡。
ここのシーンですが、初めはサラっと流そうとしたんですよ。そっか、結婚するんだねおめでとう!って。
宮條さんの口から「俺だけにわかるような匂わせとかしてもいい」ってなければスルーした。あ、実は匂わせを無自覚にさせてたのか?誘導したんか?
だって、入籍予定日は彼が出向終えて戻るタイミング。匂わせ以外の何物でも無くない?壁が考えすぎなんですかね?

で、彼女が魅力的ゆえに寄ってくる社内および取引先の男性陣に対する牽制がしたい!って嫉妬する宮條さんvs若干の鈍感漂わせ、男性陣から言い寄られているなんて思ってもないから匂わせNGです!って断固拒否するヒロインさんvsダーク〇イ

ヒロインさんは最後まで同じ社員として同じ職場で働きたいんです。
でも、本心は宮條さんと一緒で、彼に夢中になる女性陣に牽制したい!って思っているんです。
嫉妬しているのが宮條さんだけと、誰が言っただろうか?ってヤツですね!

で、特典は社内の資料室でのお話。
宮條さん、誰も見てないから･･･って、小声でイチャラブしてみたかったんですって。社内でイチャイチャ、ロマンだったそうで。わかるぅ～!

ci-enで軽い予告みたいなのを拝見していたので、楽しみに待っておりました。
いざ実聴!してみたのですが、言うほど【即オチ】感はないかなぁ?それよりも前作との差が大きくて風邪引くレベル。嫌いじゃないむしろ好きですけどネ!!!
ところで今作のヒロインさん、もしかして椿田さんところの彼女さんのお友達???そうだったら楽しいなぁ～!

仕事などでは全くその気配がないものの、フとした時と言うかオフの時にギャグかな?ってくらいに格好がつかないのが鐘音好美くん。
ヒロインさんとは同僚で、彼女から【面白い男】認定されていて、彼から【悪友寄り】と認定されていて。

ここから恋愛発展できるのか?って思うじゃないですか。
これは壁の妄想なんですけど、仕事時のキッチリしっかり締めるのに、オフ時の2コマギャグみたいになっちゃう鐘音くんの、そのギャップに知らず知らずのうちにスコン!って打ち抜かれてしまったんじゃないかと思っています。

本編中に発覚していることですが、ヒロインさん、ちゃんと鐘音くんのこと好きなんですよ。好きじゃなければ手も出さないって。それはそう。
だけど、鐘音くんが本心を聞き出さなければセフレみたいな関係のままだった可能性も。
あれ･･･よくある男女の拗れ合い逆転バージョンだったのかな?


壁的には作中のセリフで「一緒に堕ちちゃお(はーと)」って感じのセリフが好きですね。
即オチにかけていると思うんですが、違う意味にも聞こえてくるから最高。