出会いは大学受験のための塾。
苦手教科の数学の塾講師をしている先生:御崎克哉さんに、ギリギリまで教えてもらっていたヒロインさん。
「受験が終わったら何がしたい?」
受験に向けて緊張していたヒロインさんへ力の抜き方を教え、マイナスなことばかりではなくプラスのことも考えようと、そう聞かれた。
「先生とお花見したいなぁ・・・」
お付き合いしたくないわけじゃない。
でも、それよりも、先生が前に話してくれた公園の桜。
それを一緒に見ることができたら。
先生は少し考えながら「いいよ。お花見、しようか」と答えてくれた。
そんな些細な願いから始まった、スローペースな関係と言われればソウ。
見方によれば、ヒロインさんは克哉さんが付き合って「くれた」と感じるのかもしれません。その上で、結婚して「くれた」って思っているのかも?
だから、塾生に告白されたって聞いて不安や嫉妬にかられるけど態度に出さず、口にもせず。彼を信じているからもあるけど、言ったらダメな気がする。
そう思っていたそうです。
これ、ヒロインさんの職場の送別会後、帰宅したときに知るのですが、その時の克哉さんのセリフが「何でそんなに溜めてたの~」なんですが、文字にすると責めているように聞こえますが、声は嬉しそうにしてるんですよ。
克哉さん。こう見えて、ものすっごく奥さんが大好きなので、独占したい。できることなら他の異性の目にさらしたくないんですって。
でも、奥さんはそういうの嫌だろうから・・・と、こちらも態度に出さなかったようで・・・まぁ、送別会後の彼女に思いを吐き出していましたけどね!(笑)
スキンレス、がテーマなのですが、こう・・・他の作品と比べると随分生々しいというかリアルっていうか。そうね、中〇しすると、その後ってどうするのが正解なんですかね(笑)