豪華キャスト陣による5時間越えの王道ファンタジー大作!
異世界のお話で戦闘シーンなどもありますが状況に合わせたしっかりとしたSE・環境音があり場面を想像しやすく体感時間はあっという間でした…!
そしてなんといってもこの作品の最大の特徴は王が歌う神詩。
RPGゲームとして遊びたいくらい面白い設定でした!
凛として高潔な青の王。
三楽章さんの声帯をお持ちでありながら童貞…だと…!?と最初は驚きましたがやはりポテンシャルは高く伸びしろ抜群!
赤の王は最初こそ粗暴な言動で青の王を怒らせたりしますがヒロインと交流を深めていく内に彼の素直で一途な面が出てきて三重奏さんの演技もあって段々可愛く思えてきます。Hは少々強引系。
そんなふたりの諍いを止めるのが彩さん演じる緑の王。
お声から漂う癒しの空気がキャラにぴったり!
Hは少々というか結構意外でした…ギャップ萌え…!
メインである三人の王は正直選ぶのが困難なくらいみなさん魅力的。
…ですが!
そんな彼らに勝るとも劣らない存在感を放つのが河村眞人さん演じる白の王!
敵対している立場ながら夢の中で
ほんのひととき少し会話をするだけ
…なのに何故か凄く心惹かれてしまう
そして白の王の神詩…河村さんの透明な歌声と切ない歌詞…何度聴いても必ず泣いてしまいます…!
…いやもう歌詞もメロディも河村さんの歌声も何もかもがズルイ!!
前奏からもう泣けます!!!
この白の王の神詩を聴いた直後で3人の王から選べ…ない!
というのが正直な気持ちで…それが願いとわかっていてもできるなら白の王とのEDも迎えたかったです…!
それに青と赤の王の口喧嘩に緑の王が止めるまでがお約束の掛け合いが楽しかったのでこれに白の王も加えた普通の会話も聴きたいなと…!
この世界観、そして神詩という設定もあわせてとてもよかったので
続編、もしくは違う時代の王と聖女の物語なども聴きたいです!
本当に素敵な作品をありがとうございました!