（╹◡╹）さんのレビュー一覧

幼馴染のお兄さん、礼成さんの家に泊まりに来たヒロイン、外はあいにくの台風。
台風の音が昔から怖いヒロインは怯えています。
幼馴染の家とはいえ多分行くのはこれが最初のようですし、慣れない場所で苦手なシチュエーション、心細いですよね。
最初からお兄さん感全開な礼成さん、もちろん気付きます。
距離感近めですが、からかうような事は一切無く心配してくれます。
怖くないように昔のようにくっついて寝る事に。
ですが、二人はもう子供ではありません。

昔話をしながら、昔のように、怖くないように。
そのはずが、お互いドキドキしてしまい、、、!!
幼馴染の兄と妹のような関係は線を越えて男女になってしまいます。
怖くないように、という幼馴染の優しさと、優しくもねっとりと、じっくり体に火をつけるような愛撫のギャップがすごいです。
端々で礼成さんの理性がぷつっと言っているような気もしますが、
最後まで紳士的に甘く激しく愛してくれます。

そして、翌日。
気まずいヒロインと礼成さん。ですが、実は礼成さんは、、、!!
可愛く、かっこよく、ああ、あの時こうだったのかなぁ、とか、だからあの反応だったのかぁ、とか、色々微笑ましくなります。
決してなし崩し、流れで遊ばれたとかではありません!!
素敵で優しいお話でした!

最初から甘々イチャイチャな空気、あまーい。
そんなラブラブな彼、遼太郎さん。スキンシップではこれ以上なく甘く優しく愛情表現してくれていますが、、、。
ヒロインの体を気遣って優しいえっちをしてくれますが、、、。
好き、という言葉そのものは言ってくれない遼太郎さんにヒロインは少しやきもきしてしまいます。
言葉以外ではもう好きーって溢れているんですけどね。
なんなら言葉もすんでの所まで来てるんですけどね。
ここまで来てるんだけど(ジェスチャー)ってやつなんですけどね。
いじらしく可愛らしい二人です。初々しいなあ!ニヤニヤしちゃいますね。

ですが少し誤解が生まれます!なんと!なぜ!?
そして焦った遼太郎さんがヒロインを失わないよう豹変!
失わないよう豹変ってなに!? 横道にそれました。

ですが豹変しても、、、可愛らしい、、、。
ヒロインが初めての恋人なので、無理矢理めちゃくちゃする、ではなく今まで遠慮してきた事する!という豹変なので。
そして遠慮もものすごくしてきた人なので。ちょっと激しめかな、ぐらいですよ。痛いことやひどいことは何一つされません。
言質とりも兼ねて確認してくれますしね。見てる、、、聴いてるこっちからしたらやはり微笑ましいものです。
しっかりえっちですが。かなりえっちですが。最高ですね!

そして誤解がとけ、、、実況系スパダリ彼氏誕生の瞬間を見た気がします。こうして後天的実況系彼氏は生まれるのか、と思いました。

フランクな雰囲気漂う上司の優弥さんと会社の飲み会、、、おや、優弥さんが飲んだのは、、、!!
あっけらかんとして、飲み会をヒロインと抜け出します。
ふらつく姿を心配して部屋に付き添い、、、優弥さんの気持ちが溢れてしまいます!!ヒロインの事が忘れられなかった、と情熱的に強引に求められてしまいます。なおかつ先ほど飲んでいたのは、精力剤!
気持ちも体もノンストップで溢れ続けてしまう優弥さん。
以前交際していた際は言葉足らずだった、と後悔していると言ってましたが、逆にピンと来ないほど素直で情熱的な言葉の数々。
衝動的ではなくずっと募っていたのだとわからせられます。
そんな一夜を過ごし、翌朝。
もう一度体を重ね、心を重ねて。もう一度、二人の関係も一から重ねて。今度こそ!ファイトです!!優弥さん!勝ち目はありますよ!!
若さでは味わえない大人な甘酸っぱさが楽しめる素敵な作品です!!

キラキラアイドル、陣さん。
キラキラな握手会からスタートします。いやー、凄いです。
ちゃんと人によって違う挨拶。いざ私の番、、、あれ、その反応は!
実は裏アカ持ちな陣さん。裏アカにDM送ってたんですね。ヒロイン。
特定する前から陣さんの裏アカを見ていたヒロイン、なんと推しとえっちしちゃう流れに!!
分かります、推しを目の前にしてただでさえドキドキするのにその上えっちするなんて!!ヒロインも興味津々、といった感じなので、陣さんは優しくリードしてくれて、いちゃいちゃって雰囲気です。
ヒロインの反応がいちいち好みなようでどんどん陣さんの余裕が無くなって、お互い相性の良さも相まって、いちゃいちゃがぐちゃぐちゃになっていっちゃいます。
事後の満足感と気だるさのなか、また会う約束を交わす二人。
体から始まりましたがしっかり惹かれあいます。
物理的な推し活、最高でした!!

私は!!貴方の!!ダリオスさんのルートに入りたい!!

異世界に呼ばれてしまったヒロイン、なんと好きで何回もプレイした乙女ゲームの中!!
意中の人の弟、ダリウスさんに召喚されちゃいます。
、、、ダリウスさん、可愛いんですよ。きっと根は優しい人なんですよ。ただ、、、ただ、環境がね、、、。
いや、あんな環境下においてもまだああならばどれだけの善性持ちか。考えるだけで!!!
言葉全てで、全身で、助けて、って叫んでいるようなのに、持って生まれた力でヒロインを完璧に堕としてしまえるせいで、逆に、あれでは!!ダリオスさんは!!
えっちは完落ちさせられます。
最初からずーっと、心の中の慕う相手を塗り替えるように、執拗に、激しく、でも、夢中に。
容赦なく完全に落とされ、暗示をかけられ、もうダリウスさんに夢中。ダリウスさんだけの世界で永遠に幸せ。

さいごの、あの一言にはいって言って、はじめからって、出来ませんか。最初から、始められませんか!泣

ハードです。とてもハードです。予想以上でした。
男性向けのような、、、男性向け以上かな、、、以上ってあるのかな。玄人向け?素晴らしいです。いい意味で突き抜けてます。
気持ちいい、苦しい、痒い、痛い。
聴覚だけで伝わる刺草ネトルさんの表現力により、こちらも同じ気持ちになれます。いたい!!、、、ですが、確かなエロティシズムも感じてしまう、、、アキさんの姿にセクシーさを見出してしまう、、、
なんだか新たな扉を開いたような気がします。
のれんとともに扉も開いてしまったようですね。これはリピーターになってしまう流れでしょうか。是非アキさん指名でお願いします!!

マッチングしたシュウさんとお酒を飲みながら話すヒロイン。
マッチングした理由から元カレの話になりますが、なんと大失恋!そして最悪な捨て台詞を吐かれています!許せない!
シュウさんも真面目そうなヒロインについつい優しく相談に乗って愚痴も聞いてくれます。優しい。
酔いもまわり、お開き、、、とはなりません。
ホテルへ向かう二人。かなりな場慣れ感が漂うシュウさんですが、
決して軽く扱う事はしません。むしろかなり紳士です。
甘く優しくえっちに慰めてくれます。
ありますよね、表面的な言葉ではどうにもならないとき。
言葉と体で最大限に甘やかされ、傷を埋めて自信をくれる。
えっちはまあかなりえっちですし何なら撮られたりしますが、シュウさんはちゃんと夢中になってくれているので不快感はありません。
、、、私は。
最終的にその場の関係のみだったはずのシュウさんに垣間見える執着!
シュウさん、言葉の端々に誠実さ、ちゃんとした倫理観を感じます。
これはハッピーエンドではないでしょうか!いや、ハッピーエンドです!大人な自己肯定感爆上げ体験、いかがですか!

ヒロインはプリンセス!!、、、ですが。
国は隣国に攻め込まれプリンセス自身は様々な教育を受けることに。
そんな教育を親身に一身にしてくださるロギナさん。
厳しくも真摯に様々な事を教えてくださいます。
この世界観を余すところなく座学で、夜の営みを実技で。
全体的に厳格な雰囲気ただようロギナさんですが、巧みな飴と鞭ですっかりしっかりステップアップ、レベルアップできます。
独特な状況ですが最初はそうかな、、、いや、、、と思っていても、そうか、そうですね!と納得してしまう説得力があります。
合間に語られる、何やら気になる幼少期の思い出、、、、、、。
少しだけ垣間見える、教育係というだけではなさそうな、ロギナさんの本音、、、?
これはまだ一作目!続きがとても気になりますね!!

まずタイトルコールから引き込まれてしまう美しくたおやかな声!
そしてアジア系の時代もの!!
ですが違和感なく刺草ネトルさんがその空間へ誘ってくださいます。
いやー、司夜さん、お美しい、、、!!
最初の戸惑いっぷり、少し陛下と打ち解けてきた感じ、はたまた寝ぼけた可愛らしい姿、そして愛しい人のために自らを捧げる姿!
線は細くもしっかり芯があり、柔らかく強い。
時代ものならではのシーンが随所で楽しめます。筆とか!!
少しすれ違ってしまいかける時もありますが、それも思い合うゆえ。
激重な陛下が力技ですれ違いを噛み合わせてくれます。
その力技に司夜さんも応えてくれます。全てで。
、、、各トラックの最後に司夜さんが耳元で囁くんですよ。
あれはもう。惚れます。骨抜きになります。もう夢中です。
物理的にも精神的にも様々なシーンが味わえます。
刺草ネトルさんがそれらの全てをこれ以上なく素晴らしく彩ってくださっています!!最高です!

同じ職場の憧れの人、日比谷さん。
爽やか優しい、できる人。ですが実は、、、!?
擬態、、、すごいですね。無自覚とも言うのかな。
何でしょう。やってる事といつもとなんら変わらない雰囲気のギャップがすごいです。
あれ?普通に同棲話かな?みたいな穏やかな口調であれよあれよと日比谷さんのペースに持っていかれます。
そう、ですね?いや違いますよね!?って。
愛されている事は間違いないのですが、致命的に噛み合わない。
あぁ、これぞまさしく擬態型ヤンデレなのだなぁ、と楽しくなります。最高に楽しいです。