お互い想い合うお嬢様のヒロインと執事のお話。
執事とお嬢様の間柄で想い合うなら…と、よく想像される執事さんではないです。
ヒロインに想いが通じたとわかってからの東雲さんは、我慢や立場とかいったそんなブレーキは存在しないかのような愛し方でした。
ヒロインが好きすぎて向けられる言葉も行為もめちゃくちゃ愛情を感じるのですが、その表現と雰囲気がなんというかタイトル通り変態と紙一重、という恍惚っぷり。
良い意味で執事のイメージを壊してくれましたね(笑)
そしてそこから立場を思い出した際の執事としての東雲さんの違いはどれだけお嬢様への想いを溜め込んでいたのか…と感じました。
執事としての東雲さんはとても落ち着いた大人の男です。ただ、ヒロインへ行動を促す過程は立場から仕方ないかもですが上手いな、と。
そんな大人の男の箍がはずれたら…
行為に関しては変わったプレイはありません。
後ろを示唆するセリフはありますが実際にはありません。
耳元での囁き、求められまくるキスにヒロインへの想いや褒め言葉…などなどをこれでもかと浴びせてくれます。
八神さんの演じ分けも素晴らしいですし、サークルさまこだわりのSEは今回も素晴らしく、扉の閉まる音、ベッドの軋む音など細かなSEは臨場感もあり、この音に込められてる意味は、と考えたくなりました。
想像以上の執事さんなので、ぜひぜひ違いを浴びていただけたら。