結ばれるまで、そして結ばれてからの過程がテンポ良く描かれています。
先生と生徒の間柄、故に決死の告白をお断りされる冒頭。
そこから半年後に再会し、関係はきちんと発展しますが…両思いになる前の焦ったさ。
タイミングのすれ違いで、より燃える圭さんとの恋を楽しめます。
(告白シーンでモダモダする圭さんがとてもかわいい。関係ないことを口走り、それでも相手を引き止めたいとき…ありますよねえ…)

予想外の告白に浮かれたまま、圭さん大好き大好き!したいのですが…テンポ良く次のシーンに進むので、余韻に浸る間はあまりないかも。
その分、これまでの気持ちや、今思う愛を熱心に囁いてくれます。(全体的にそちらに比重が置かれています)

R18シーンは2回ほど。
淡白そうなのにこんなにガツガツしてくれるの!?と驚きました…本当に、ロールキャベツ男子。
挿入して焦らしつつの緩急や、耳舐めに弱いことに気づけば、そのまま耳元で「逃しませんよ」。
圭さんの指を舐めるシーンもあり、ヒロインに何をされても嬉しい、気持ち良い描写が新鮮でした。
お風呂のシーンでは、お湯加減はどうですか?と確かめに来たかと思いきや…一緒に入りたい!なのが可愛すぎ。
お風呂で素股は紳士なのに、ベットに連行してからは野獣も野獣。
挿れるの見ててください、で羞恥心煽りつつしっかりイかせてから、イくところ見ててください…の圭さんの艶っぽい姿が最高。
柔和で物静かで、性欲とは無縁そうに見える圭さんだからこそ…どのシーンも印象に残るR18トラックでした。

最後のトラックも、静かにときめきます。
書道で取った賞の作品に、ヒロインの名前の漢字を使った、なんて…(どの漢字か指定はされていないので、自分に当てはめて聞けるのもまた良い)
どの圭さんからも好きが溢れ出ていて…幸せな気持ちになれる作品でした。

優しさの塊!な声で穏やかに話し掛けてくれる先生にずっとときめきながら聞いていられました。
フフッと笑うたびにまたときめく。
ちょいちょい可愛いところもあって良いです。「シーッ、秘密ですよ」とか、「はいどうぞ、教えてください」とか。笑顔でそれ言ってるのかと思うと可愛い。

意外と外でいっぱいキスしてくるから恥ずかしいです先生。駅でも展望室でも会場の横でも帰り道でも。

書道教室卒業した後、偶然出会えて本当に良かったね。
再開した後の圭さんはめっちゃ情熱的で、「お風呂に入った後もう1回」はちょっと驚きました。
いっぱい気持ちを伝えてくれるから嬉しい。
着物男子な素敵さの上に、優しくて穏やかで、熱烈に好いてくれるとか、欠点がない。こんな人に好かれたい、の手本でした。