花の嫁入り ―星酒奇譚 龍神録―

＜あらすじ＞
「龍神の慈悲を受けたからには、末永く、大事に生きることだな」

罪人の子として育ったアナタは心身共に疲弊し、村を逃げ出した。
死を覚悟したアナタは、一目でいいから龍神が見たいと岩場を訪れる。
龍神の住処で必死に岩戸を叩くが、一向に開く気配はなく、とうとうアナタは力尽き、崩れ落ちる。
そんなアナタを助けたのは、岩戸の向こうから現れた美しい龍神だった。
「お前を嫁に取る気はない」と言われるが、アナタは嫁になるつもりはなく──。

＜トラックリスト＞
01.ぐうたらな神と水晶玉
02.烙印
03.啼かずの金糸雀
04.小さな窓に伸ばした手
05.茜に燃える海
06.桜色の祝言
※18歳以上推奨作品となります。全編ダミーヘッドマイク収録。

＜キャラクター＞
◆龍神（りゅうじん） CV：テトラポット登

雨や雲、海を司る水神。
「龍神の嫁取り」として捧げられる女を受け入れ、人間に恵みを与えていた。
もともと、面倒見がよく惚れっぽい気質のため、嫁には優しく、それなりに幸福に過ごしていたが、人間である嫁は数年で死んでしまう。
何度かそれを繰り返すうち、もう儀式の嫁は受け入れないと決め、岩戸の洞穴に閉じ籠り、ぐうたらな時刻を送るようになった。