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国に不幸をもたらすと伝えられる紅目を持ち生まれた為に、幼少より隔離されて育てられてきたお姫様。ある日、王と王子が害されたとの報告を受け、次は自分の番と覚悟を決めるお姫様だったが、宰相から自分と結婚するように告げられ…。
今まで自分を押し潰して生きてきたお姫様が、自分を傀儡として操ろうとする宰相と結婚したことで、本来の自分を取り戻していく…という素敵な展開にとてもワクワクしました…!お人形のように無感情だったお姫様が、彼のモノマネをしてクックックと悪者のフリをして笑っているのが凄く可笑しい…!本来なら不幸になりそうなこの状況で、以前よりも遥かに楽しそうにイキイキとしているお姫様を見て、こちらまで楽しくなってしまいました…!自分の人生を取り戻しつつあるお姫様が、どうやって彼を籠絡していくのか…?続きがとても楽しみです…!

国に不幸をもたらすと言われている紅目を持ち生まれた為に、幼少より隔離されて育てられてきたお姫様。ある日、王と王子が害されたとの報告を受け、次は自分の番と覚悟を決めるお姫様だったが…。
自分を害すると思われていた宰相から告げられた言葉は、なんと…!自分と結婚して下さい…という、意外な言葉でした…!直ぐ様、自分を傀儡の王に仕立て上げ、国を操る気でいるに違いない…と、彼の裏の目的について考えを巡らせるお姫様…。まだ彼の真意は定かではありませんが、本当にそんな目的があったとして、それでもお姫様にベタ惚れして籠絡される展開があったら…、それはもう激アツですね…!続きが大変気になりました…!

長髪スーツ・・もとい、「ザキ」を名乗る男性。彼の、これまでに見せた思わせぶりな姿からも、言葉すべてをまじめに受け取るのもちょっと信用ならないかなと思ってしまいますが、でももし本当に「彼のしたことではない」とするなら、やはり運命と言うものはどうあっても「そちら」の方向に差し向けるために牙をむいてくると言う事でしょうか。

まだまだ謎が多く、解明されていないところも多いですが、そう言う部分がより物語へと惹きつけてくれるような「味」を出していて、いいですね。

時間をさかのぼったと言う事をあらわす演出として、「卒業したはずの園児がまだここにいる」というのは、すごくわかりやすくていい内容だと感じましたね。

ファンタジーを受け入れるには、いかに現実に即したところで実感を沸かせるかというのが重要になると思うポイントなので。

ともあれ、死亡フラグ回避のための物語。長髪の彼が口にするのは現実なのかいまだ真偽のほどは不明ですが、運命に抗おうと決意するヒロインの姿はすごく心惹かれてしまいます。以降の展開も、すごく期待が高まりますね。