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2019年05月30日
2019年05月23日
やたらとじゃれてくるモテ系先輩に「もーしょうがないなあ!」なんて言いながらなんだかんだ世話焼きになっちゃう後輩くんっていう二人の関係性がおもしろ可愛かったです!
モテ系遊び人な先輩は女の人をとっかえひっかえしてるけど、つい構っちゃったり優先してくれるのは後輩くんのところっていうのもぷちキュンポイントでした。
今回の主役である高校時代から憧れている先輩・邦彦に一人暮らしの部屋に入り浸られて振り回されている
後輩・ハル目線で進むお話は、彼女をコロコロ変える邦彦の中でハルの存在が他とは違うのが最初から
きっちり描かれていて、憧れ期間が長くて「好き」な気持ちをキスされるまでちゃんと自覚していなかった
ハルに焦れました(笑)
気持ちが伝わらなくてふたりがすれ違ってしまう醍醐味もすごく味わえて、モダモダからのハピエンまでの
ニヤついてしまう描写も両片想いならでは!!!のものでした。
2019年05月21日
この言葉にできない関係の物語が終着に向かっているのが伝わってきて寂しさを覚えながら読みました。
言葉少なで不器用な男への特別な想いを自覚し、怖れを抱いた矢代のじわりじわりとしたセリフがなんとも
印象深かったです。
三角と平田、彼らを取り巻く面子にも大きな変化のあった6巻でした。
巻末の描き下ろしは、病院の屋上での百目鬼と七原のシーンです。
愛情というものに激しいストレスを感じる心と相反して、身体は求める。ストレスを感じるのは脳であり、
求める身体はハートなのでしょうか。相反する狭間で人格崩壊してしまいそうでハラハラします。どうなってしまうんでしょう。
しかしキレッキレの矢代の頭脳と度胸にホレ直してしまいます。
ラストも気になる~~ッ(>ω<。)
彼らの糸がどう絡まるのか、とてもとても楽しみです。
フリが壮大なだけ、最後にすごいエロとカタルシスが待っていることを期待したい。何年でも待ちます、お願いします、何とか心安らかに抜けるような濡れ場と、「ああよかった」で終われるような結末を祈願します。
2019年05月13日
ずっと面倒をみてきた弟・幸成への想いが強すぎて、序盤はちょっと引いてしまうほどだった晴久ですが、
幸成の担任・三津原と出会って年下の彼の真摯な気持ちが伝わるにつれて変わってゆきます。
実は以前に面識のあったふたり。
三津原が教師になったきっかけも描かれています。
とにかくそれまでは一心に幸成へ愛情を注いできた晴久が愛されることを知る可愛さが印象的でした。
木下ネリ先生にとって、初めての丸っと表題作だということで、気持ちが近付いて行く様子が丁寧に描かれています。特に三津原は、晴久に自分を意識して貰いたいからと、最初から結構強引なんですが、「一方的に奪うキスは、後悔と虚しさしか残らないから。」って、ちゃんと分かっていて。
でも鈍過ぎる晴久にはそれくらいじゃないとダメっていうか、晴久の表情に煽られるところもあるので。仕方ない‼︎っていう。その辺の表情は、さすがネリ先生‼︎
弟たちの話にはそんなに触れられ無かったので、スピンオフになりそうだなぁ。
2019年05月11日
2019年05月08日
「ご利用は計画的に」のスピンオフ。
今回は、ビジュアル的に大変興味のあった実さん…
まさかお兄さんの話が作られるなんて幸せ…!
しかしまだ物語は序盤。ちょびっと切ないのかな?それともにやま先生の描くふんわり暖かいお話になるのかな?
11年も実の面倒を見ているなんてお兄さんも優しくていい人そう。これからの二人が楽しみです。
2019年04月27日
スピンオフですが、こちらだけでも問題なく読めると思います。
表紙から耽美でしたが、華やかなファッション界に身を置く男が日本で出会ったのは普通の男。
そしてかなりの変態
『VERGA』のCEOでファッション界の"神の目"と言われる輝明・ジョン・W・VERGA。
酔い潰れた彼をその場から目立たぬように連れ出したのは酒屋でバイトをするリュウ。
トラブルでモデルの代役を務めてもらったリュウの魅力に専属モデルを受けてもらう条件として
「舐めさせてください」とベロベロに舐めまくられてしまいます。
エピソードが進むにつれてシリアスな面も。
輝明の身体を舐めまわす変態ぶりもなかなか濃ゆかったですが、激しい感情を露わにする雄々しい
姿がとても印象的で魅力的でした。
ひとつになった時も「リュウ→→→輝明」の求め方が激しくてトロトロで大満足です。
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2019年04月26日
ハニーシリーズ3冊目。今回は息子世代♪
世代が変わったので単体でも問題なく読めます。
が。そこかしこに親世代の名残があってそれを踏まえた上で読むのも楽しいです。
1読目はサラーっと読み終えちゃう軽さは否めないかな。ですが個人的には読む度に味が出てキャラに愛着が沸くスルメ系の作品です♪
羽地家と天飛家はお隣同士。
あばれんぼハニーCPの息子・ミヤマ(α)と、
かくれんぼハニーCPの息子・ツバメ(Ω)は幼馴染みです。
幼い頃からなんでも張り合ってきた2人。
しかしツバメがどれだけ頑張ってもミヤマには負けてばかり。
そんなある日、ようやくミヤマに一発当ててツバメが勝てたと思った瞬間、
突然ツバメに発情期が訪れます。
ミヤマはヒートを起こしそのままツバメを襲いーーー。
歴史は繰り返すというけれど、親の良いところをそれぞれもらって愛情を育む姿は
親世代から見てきた者としてもグッとくる部分もあって既視感が逆に良かったです。
ちなみに身長はツバメの方が大きいです!
ミヤマはハチにソックリな男前だけど、受けより小さい攻めでニヨニヨしました♪
2019年04月24日
やーー、祐樹くん鈍すぎでしょ!
コレに関してはシンプルな「好き」を知ってる輝のほうが大人かもしれない…。
恋人ではない、友達はしっくりこない。
けれどただの知り合いというような適当な関係でもない。
松さんに対する気持ちに当てはまる言葉が見つからず
祐樹くんはとっても悩むのですね。
このモダモダした展開が個人的にニヤニヤが止まりませんでした。
あの祐樹くんが恋愛への階段を一歩上ろうとしてるのがッッ(^///^)
いっぱいいっぱい悩むというのは成長するってことなんだなーとしみじみ思いました。
一方松さんは既に明確な気持ちをもっています。
けれど祐樹くんのペースにあわせようとゆっくり寄り添っていたら逃げられるヘタレさw
弘の性格があんなだから、どうも松さんからはαオーラを感じない…;
祐樹くんの成長を待つのは松さんなりの優しさだったけれど、
待ってるだけでは何も始まらない。
ようやく迷いが吹っ切れた松さんが行動に移すのは胸熱でした(∩´///`∩)
祐樹くんはまだ成長過程で自覚がないとこもあるのですが、
松さんがヘタレながらも少しずつ教えて自覚を持たせてくんだろうな~。
2019年04月23日