神楽坂s recensionslista

職場の後輩くんと玄関前でキスしているところを、弟くんに目撃されて
しまったお姉ちゃんのお話。
全話で、この姉弟は血がつながっていないことがヒロインのモノローグ
で語られていますので、大方のよそお通り、弟くんはお姉ちゃんラブ
なのでありました。
タイトルの「あついの」が、一話目の後輩くんであると思われるので
ということは「深いの」は、この弟くんということになりますね。
これは気になる。

今は恋愛より仕事!本気でそう思っているヒロインが、年下の面倒を見ている
部下から求愛されるというお話。
わんこのように慕ってくる可愛い後輩くんでしたが、寄った勢いとはいえ
結構、積極的に迫ってきます。
職場では飼い犬さながらにヒロインに向かってキラキラした視線を送って
来ていた後輩くんがよって、目がトロンとなって「先輩、、、」と言ってくる
表情にヒロインもドキドキ。
読んでるこっちもドキドキします。
同居している血の繋がってない弟くんの存在も、これから大きくなって
来るのかな?楽しみ。

地味系メガネ女子のヒロインが、幼馴染のイケメンモデルの同級生と
お付き合いを始めたら、もう一人、幼馴染のイケメンが戻ってきて再会する
というお話。
かっこいい幼馴染が一人増えました。両手に華、という言い方は
しないのかも知れませんが、ヒロインの逆ハーレム化が進行中です。
ですが、相変わらずヒロインは不幸な顔をしています。
どうしたら、このヒロインは幸せになれるのでしょうか。

地味系メガネ女子のヒロインと、幼馴染のモデルイケメン君が、林間学校
で、くっつくというお話。
虫が苦手というヒロインは、それだけで非常に憂鬱な気持ちで林間学校
に向かっていますが、そんなヒロインに優しく声がけしてくれるイケメンの
幼馴染、という、クラスメイトの女子でなくても、目が三角になっちゃう。
本人だけ自覚なしで、誰もが羨むヒロインでした。

みんなにはまだ内緒でお付き合いを始めた大学生のラブラブカップルの
お話。
みんなには秘密にしたいけど、だからといって学校では素っ気なくされる
のも、それはそれで嫌という、複雑な女の子の気持ちが描かれています。
メガネっ子のヒロインが今回もとても可愛いですが、今回のエッチシーン
は彼の妄想。妄想なので、とてつもなくエロいです。

前回「孕ませないと出られない部屋」に閉じ込められた鬼一とあかるでした
が、今回は媚薬の効果でおさまりが付かない鬼一くんの為に、あかるが
優しく介抱をしてくれるという回でした。なんというか、幼馴染で
本当に好きで大切にしたい相手との、こういう関係性はエモいですね。
嬉しいけど、それだけ切なさが増すという。
後半は、鳳凰娘ちゃんへのお仕置きプレイで、今回は、ラブラブものが
好きな人にも、無理やりお仕置き触手プレイとか好きな人にも両方に
美味しい。

リンとは別系統の神獣で、ちょっと格上感がある鳳凰の娘が登場。
ここ最近の騒動の原因はあかるが精液集めをやっているからで、それが
できなくなれば丸く収まる、という考えのもとに、鬼一とあかるが
二人っきりで「孕ませるまで出られない部屋」に閉じ込められるという
お話。
とてもシンプルで分かりやすい状況ですが、幼馴染の鬼一くんとあかる
の運命やいかに。

お正月回、あかるとリンの初詣。二人の可愛い着物姿が見られるほのぼの回。
それと番外編で、インキュバスの少年に力の制御のしかたを教えに行く
というお話。インキュバスの少年の力のせいで、すっかり発情してしまった
あかるを鎮める為に、という口実での、リンとのカラミは大変よろしい。
この二人のラブラブなカラミというのは、そういえばあまりないので
これは特別です。

徹夜で仕事した挙句、手柄を上司に横取りされて、憂さ晴らしに寄った
おしゃれなお店で飲んでいると、その店をデザインしたデザイナーに声を
掛けられて、、というお話。
誘われて付いていって、というだけなら普通のお話なんだろうけれども
このお話が特殊なのは、なぜか彼のリクエストでヒロインはバニーガール
の恰好をさせられて、それがヒロインにとっても刺激的な体験になっている
というところ。
今後、どんなアバンチュールが待っているのやら。

ここ数年恋とは無縁なアラサーOLのヒロインは、仕事を頼まれると断れない。
後輩は出産、同僚はデート。一人職場で仕事の山にちょっとお疲れ気味。
たまには甘いものでも食べたいな、そんな気分のヒロインが帰り道に
偶然出会ったのは学生時代の後輩君だった、というお話。
アラサーヒロインの心のスキに、するっと入り込んでくるこの後輩君は
ただモノではありませんね。