Liste des critiques de 茄子尽くし

ヒロインは、でっぷりハゲの伯爵に嫁ぐ…ハズでした

しかし、その後ろにいたのは、ヒロインも知らなかった絶世のイケメン!

なんと、彼がヒロインの伴侶となる、シラーだったのです!

い、いったいどういうことなんだ…?

ヒロインはもともと乙女ゲーが好きだったので、当然イケメンも好きだった様子

こうして、ドッキドキワクワク?なお嫁さん生活がはじまる…のか?

っていうか、ヒロインが夜の街に出ていた理由が、恋人である騎士団長レイオンが自分の分も勝手に飯を食うので、その補填のために働きに出ていたというのが、本当にひどすぎる…(笑)

しかも、レイオンは他の女にも手を出していたようで、ヒロインはただの飯炊き係だったということ

そのうえ横領の罪までなすりつけられるとか、この男は、本当に乙女ゲーの登場人物なのか…?

げ、ゲスすぎる!

せっかく大好きな乙女ゲーの世界に転生したのに、彼女は主人公ではないようです

この乙女ゲー世界では、高位貴族のみが魔法を使える中、平民の主人公は何故か魔法が使えるという設定のようですが、ヒロインはよりにもよって低位貴族の男爵令嬢…

そんな状況下で、横領の冤罪までかけられ、お先真っ暗なヒロインに、逆転はあるのか…!?

貧乏男爵家の娘として生まれたヒロインは、どうやら奉公先の騎士団長と恋仲になったようですが、そんなカレシに裏切られ、横領犯として捕らえられてしまうことに…

何より不憫なのは、ヒロインの意識が覚醒したのは、まさに断罪の真っ最中

騎士団長の頬を叩かれたときだということ…

こんなの、回避しようもないじゃない…!

どこまでも可愛そうなヒロインなのでした

どんな家庭環境だったのか、前世のヒロインは、親に二十歳以上も年上のおっさんと結婚させられそうになるほど、人として見られていなかったようです

だからって、最低のクズのヒモに引っかからなくても…

そんな彼女は、なんと交通事故にあい、乙女ゲーの世界に転生してしまったようです

しかし、その乙女ゲーの世界でも、初手で恋人に裏切られるとは…

ヒロインの前世は、カレシが突然仕事をやめて部屋に転がり込んできた上に、部屋に連日女を連れ込むようなクズだったようです

スマホ代もお小遣いも無心してくるようなやつで、要するにヒモですね

それなら別れればいいと思うのですが、そんなやつでも必要としてくれるならと、分かれることができないくらい、実家での扱いもクソだったようで、かわいそうすぎますね

ヒロインは、よくある転生令嬢のようですが、なんと気づいた瞬間は、禿げて脂ぎったおっさんに手籠めにされる直前のようです

おっさんは公爵であり、愛人を食い散らかし、料理人も多数解雇してきたワガママ三昧のヤカラのようですが、いきなりそんなところに行かされるとは、なんとも運が悪い…

もっとも彼女は、どうやら前世からして不幸だったようですが…

なんとも不穏なタイトル…そして題字ですね

主人公は宇宙人のようですが、カウボーイハットのようなものを被った、不思議生命体で、かわいいような不気味なような、絶妙なキャラデザですね

彼は、宇宙にデブリを捨てる地球人にお怒りのようで、滅ぼすためにやってきたようですが、地球で初めて「かわいい」という概念に触れて、すっかり感化されてしまったようで…?

嫉妬に狂ったあばずれに、パーティでワインをかけられてしまったヒロイン

このあばずれ、中世ヨーロッパの貴族並みの民度で笑えますね(笑)

調子に乗った罰よとかいってほくそ笑んでしますが、貴族社会の社交界ならいざ知らず、現代でこんなことをしたってなぁ…

ヒロインは大事なところで失敗をしてしまったことと、足を捻ってしまったことでつらそうではありますが、そこはスパダリ社長がさっそうと助けてくれるわけで…

今回のおつまみは、サーディンときゅうりのレモン和え

サーディンはマリネがありますし、きゅうりも酢の物がありますし、酸っぱいレモンとの相性は良さそうですね

作中では夏真っ盛りのようなので、さっぱり出来るのはとくに良きですね

青魚なので、合わせるのはもちろん白ワイン

もう世の中はすっかり秋ですが、個人的にイワシが好きなのもあり、なんともたまらない絵面でしたね