ふれさ님의 리뷰 일람

ルーフィスくん、リリアさんの実の弟かと思ってましたが、街で倒れていたところをリリアさんに救われ、公爵家の養子として、姉弟として育てられたようです。
他にも、普段は黒猫ですが、何にでも化けられる妖精のノアや、リリアさんに惚れてる王子さまなど、気になる人たちがたくさんでできます。
まだ、タイトルの趣味が何か分かりませんが、続きが気になります。

由緒正しき公爵家の令嬢であり、悪役令嬢でもある主人公のリリアさん。
最初は悪役感の強いキャラでしたが、転んだ拍子に、前世の記憶を思い出します。苦手だったピアノが上手く弾けるようになり、性格もすっかり変わってしまいます。
そして、まわりの人たちは、なんと前世でやっていた乙女ゲーの登場人物たちであることも思い出します。
まだ、はじめですが、これからの展開が楽しみです。

鳥人間の烏丸課長さんと、鳥大好きニトリくんのお話です。
本社から転勤でやってきた烏丸課長の素敵なルックスに心を奪われたニトリくん。課長にいろいろアタックしますが、なかなか心を開いてもらえません。
そんなある日、二人で同じプロジェクトを担当することになります。

ケモノと人間のミックスはよくありますが、鳥と人間のミックスは新しい感じで楽しめました。

過去の回想で、蓮さんから見た葵ちゃんが描かれています。
二人が高校生?の頃、何でも正直に言ってしまう葵ちゃんは、周りから浮く存在でした。葵ちゃんがトラブルになってるところを蓮さんが助け、それから二人は交流を持つことになります。
後半は、現在に戻り、蓮さんと葵ちゃんの初めてがあります。お似合いのカップルだなと思います。

平田との抗争から、4年がたっています。
6巻の最後で別れた矢代と百目鬼。
矢代は40歳、組から離れて、闇カジノを経営しています。百目鬼の方は、三和会系の組に属しています。
そんな二人が、ある事件をきっかけに再会をします。

6巻の最後で羽ばたいた鳥が百目鬼の姿を現しているのであれば、タイトルの「羽ばたかない」のは矢代自身のことなのかな、過去にとらわれているのは矢代なのかな、っと思う7巻でした。

過去の回想などをからめ、むつみくん側から見たチョコちゃんが描かれています。
幼い頃の二人の出会い、むつみくんがチョコちゃんを姉のような存在ではなく恋愛対象と感じた時、叶わない思いとあきらめたこと、などなど、むつみくんのチョコちゃんへの愛と執着があふれているお話でした。
後半には、チョコちゃんからの愛情表現もあり、満足感のある内容でした。

矢代と百目鬼の関係が一つの区切りとなると巻でした。
5巻の1/3ほどを使っての二人の初めての行為。濃厚であり、うつくしくもありましたが、二人の気持ちのズレが切なくなりました。そして、矢代が幼少期から抑圧してきたつらい記憶が呼び出されるきっかけにもなりました。
この過去から、矢代が救われることを期待します。

平田との抗争がこの巻で終ります。
みんな不器用と言うか、愛情やさまざまな気持ちが一方通行で、それが相手に伝わっていなかったり、受け入れてもらえなかったり、複雑にからみあって今回の抗争に発展したのかな。

病院で、羽ばたいた鳥を見た百目鬼。初めて見たモノを親と思っている雛鳥と百目鬼は同じ、と矢代に言われていたけれど、百目鬼、羽ばたいてほしいです。

結婚式の最中に新郎に刺された麗華は、異世界に転生します。
転生した麗華は、レイナという名前の次期王妃候補として大奥で暮らしています。他の候補たちのいやがらせにも負けないレイナの気の強さに、一人の王子が興味を持ちます。

絵がキレイでさくさく読めますが、転生前の麗華のいじめはちょっと苦手な感じでした。いじめが苦手な方はご注意を。

ブラックな環境で働いていたOL私が、転生して乙女ゲームの悪役令嬢になるお話です。
私は、ゲームの主人公であるクリスを差し置いて、推しのイケメン王子と仲良くなってしまいます。ただ、このまま私と王子が結ばれるとエンディングが変わってしまい、国が滅びてしまいます!
せっかくの推しとのチャンスなのに悩ましいところですね。