ふれさs recensionslista

矢代と百目鬼の関係が一つの区切りとなると巻でした。
5巻の1/3ほどを使っての二人の初めての行為。濃厚であり、うつくしくもありましたが、二人の気持ちのズレが切なくなりました。そして、矢代が幼少期から抑圧してきたつらい記憶が呼び出されるきっかけにもなりました。
この過去から、矢代が救われることを期待します。

平田との抗争がこの巻で終ります。
みんな不器用と言うか、愛情やさまざまな気持ちが一方通行で、それが相手に伝わっていなかったり、受け入れてもらえなかったり、複雑にからみあって今回の抗争に発展したのかな。

病院で、羽ばたいた鳥を見た百目鬼。初めて見たモノを親と思っている雛鳥と百目鬼は同じ、と矢代に言われていたけれど、百目鬼、羽ばたいてほしいです。

結婚式の最中に新郎に刺された麗華は、異世界に転生します。
転生した麗華は、レイナという名前の次期王妃候補として大奥で暮らしています。他の候補たちのいやがらせにも負けないレイナの気の強さに、一人の王子が興味を持ちます。

絵がキレイでさくさく読めますが、転生前の麗華のいじめはちょっと苦手な感じでした。いじめが苦手な方はご注意を。

ブラックな環境で働いていたOL私が、転生して乙女ゲームの悪役令嬢になるお話です。
私は、ゲームの主人公であるクリスを差し置いて、推しのイケメン王子と仲良くなってしまいます。ただ、このまま私と王子が結ばれるとエンディングが変わってしまい、国が滅びてしまいます!
せっかくの推しとのチャンスなのに悩ましいところですね。

ある森で、赤ずきんのアカリちゃんは、猟師のリヒトくんと一緒に暮らしてます。リヒトくんの仕事はアカリちゃんをオオカミから守ることです。
自分を守ってくれるリヒトくんに恋をしているアカリちゃん。
ある夜、アカリちゃんは、眠ってしまったリヒトくんの首輪をつい外してしまいます。
目を覚ましたリヒトくんは、髪が伸び、耳としっぽがはえた、オオカミになっていました。

オオカミのリヒトくん、すごいイケメンです!

フードライターの安住真理恵は、ジビエ料理店Lamarieを取材として訪れます。オーナーシェフの高遠は真理恵が、ジビエが苦手なことを知ると、猟に強引に誘います。
高遠の猟をする姿を取材していた真理恵は誤って、斜面を落ちてしまいます。不幸中の幸いで、怪我はなかったものの、下山ルートから離れてしまったので、一晩テントで過ごすことにします。
真理恵が斜面を落ちる時に、高遠が知らないはずの真理恵の名前を叫んでいます。(真理恵は苗字しか名乗ってないので知らないはず)子供の頃に二人は何か関係があったようですね。続きが気になります!

昔お付き合いをしていた男性に、オカンぽくて彼女とは思えないとフラれたことがある家政婦の秋乃。
派遣先の如月は、見た目もよく、お金はあるものの、人間との関係をお金でしか考えられない人物でした。
成り行きで、友達としてデートをすることになった二人ですが、突然の雨が。ホテルに避難した二人ですが、大人の男女が一緒の部屋にいて何もないわけはないですよね。

バイオ触手学の研究所で、搾取用触手の実験の被験者に選ばれてしまった、プライド高めな院生の貴水。
教授らに狭い箱のなかに、無理矢理触手と一緒に閉じ込められます。そして箱に、触手活性剤と、被験者用の興奮剤と筋弛緩剤が配合された媚薬ガスが散布されます。貴水に襲いかかる触手たち。

精液を搾取するための触手のようですが、一体なんのための研究かしら?とは気になりつつ、汁っぽさがなんともエロい作品でした。

タワーマンションの最上階に住む、白滝家は会社役員の父と、小学生の息子の父子家庭。
ある日、マンションの管理人が白滝家を訪れると、なんと親子でエッチを楽しんでいる最中でした。一見幸せそうな家庭の秘密を握った管理人は、これをネタに、自分も行為に混ぜるよう、二人を脅します。

父子○姦に、ショタに、モブに、○辱、無理矢理、といろいろ盛りだくさんな内容になっており、テンポも良く読みごたえがありました!

気弱な魔術師くんの持ち物である魔道書を奪おうとする、イジメっこぽい盗賊くん。
この魔道書、実は禁術とされている「催眠呪術」の魔道書でした。この書の強力な魔力で、人も魔物も術者の思いのままになってしまうといいます。
魔力が発動し、二人の関係は逆転、それまで強気だった盗賊くんが、魔術師くんにご奉仕をはじめます。魔術師くんも次第に盗賊くんを支配する喜びを感じはじめます。
ここまではわりとありがちな内容ですが、ここからどうなるか楽しみです。