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「恋する僕らは胃腸が弱い」 へのレビュー

胃腸が弱い者同士の恋。

2019年01月15日   桜の夢 さん

このレビューは参考になった x 0人

小さな頃からストレスに弱く、慢性的なストレス胃腸炎を抱えてきた国彦が電車で助けた同じく
調子が悪い千里に猛烈に迫られて、彼の腸が弱いくせに強いメンタルに押されながら絆されて
ゆくエピソードです。
普段の千里はゆっる〜い顔なのに、モデルとしての攻めてる雄顔とのギャップも楽しめました。
国彦は真面目な受験生なので「性行為」(笑)はそれまでお預けなふたりですが、屈託なく愛を
表現してくる千里に迷惑をかけないように気負いすぎた彼は具合を悪くしてしまいます。
病院で治療を受ける国彦に千里はもう会わないと告げて距離を取ろうとするのですが、自分から
離れたのに国彦を思って泣くところは、可愛くて母性本能がくすぐられました。
そして迎えたはじめてのセックスでは思うようにいかないふたりですが、そこら大らかな千里と
何事にも真剣に取り組む国彦ならではのペースで本懐を遂げます(笑)
オチもちゃんとあって最後まで楽しい1冊でした

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