Informe de reseña

「家族になろうよ」の前日譚となる千秋と和馬の高校生の頃のお話、上下巻同時発売です!
既刊の方では既に出来上がってて熟年カップル感すらあった2人ですが、そんな彼らの青春の1ページとも言える甘酸っぱい恋模様がたっぷりと描かれてましたw

千秋は子供の頃から一途にずっと和馬が好きで想い続けているけど、変わってく環境の中で抱えきれなくなった気持ちが溢れ出してついに告白してしまいます。
一方和馬はノンケで恋愛対象としては千秋を見てるわけではなかったので、言われて戸惑い否定してしまいます。
そこから遠ざかる距離とは反比例して意識してしまう気持ちが何なのか、向き合う和馬の想いは必見です!!

千秋と和馬の恋人としてのイチャイチャがこれでもかと盛り込まれており、快楽に奔放、誰にも秘密な恋に対する罪悪感、ずっと先も2人でいることを信じ疑わない力強さなど、高校生だった2人の恋の軌跡が濃縮され、素晴らしい尊さを咲かせています。

上巻からの2人の成長っぷりを拝める悦び、捕食者と被食者を感じさせる色っぽく濃厚な濡場、巴や先生の沁み入る言葉などたまらないほど悶えました。