桜の夢さんのレビュー一覧
レビュアーランキング | - | (役に立った数:127件) |
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投稿数ランキング | - | (総レビュー数:142件) |
2018年08月25日
小説家の父親が突然連れてきた男前の"お母さん"弘祐。
そんな存在に今まで家族を守ろうと一生懸命だった男所帯の長男・要が最初は敵視していたものの
ゲイだとカミングアウトされた後でも彼の優しさに触れて惹かれてゆくストーリーです。
えっちはないのですが、ツンデレ長男の初めての恋愛が不慣れで可愛かったです。
母親を亡くして、まだ手がかかる小さい弟たちのために責任感でいっぱいだった要を心配した父親が
家事全般と子供たちの世話を依頼した絵本作家を目指している弘祐。
珍しくふたりきりになった要が弘祐との距離を詰めようと頑張る姿が可愛かったです・・・
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2018年08月21日
1冊まるまる1カップルのお話です。
ずっと好きな幼馴染・京ちゃんにいじわるをしてきた亮なんですけど、幼馴染モノによくあるこのままグイグイで
流される相手に対して自分の思い通りに京ちゃんとの関係を続けるのかと思っていたのですが、身を引こうとする
切なくなる場面もあって面白かったです。
当て馬的に女の子が出てきますが、その子がほんっとーに良い子でじんわり。
カバー下も笑えてじんわりできる作品でした。
そして、巻末の『ある日の隣人くん』では本編とは違って亮目線のお話に。
小さい頃のエピソードからの現在に短いながらも胸熱!!でした。
でも読み終わったあとも何回も読みたい!って思えるストーリーではなかったです〜
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2018年08月17日
内容紹介を読んで抱いたイメージとは違っていました。
読み進めるうちに登場人物達のどんどん変わってゆく関係と気持ちのように一気に惹きこまれた感覚を味わいました。
いつも友人の竜大(りゅうだい)にナンパ相手を横取りされていた大学院生の虎司(こうじ)が出会ったのはとても不思議な
コンビニ店員で富豪の愛人・花織。
初めは花織を巡ってふたりが争うのかと思っていたのですが、虎司に想いを何年も想いを寄せる竜大との絶妙に描かれた
関係だけではなく、花織の双子の弟達、お目付け役の鹿鳴(ろくめい)達も物語にとても重要な存在でこのボリュームが
納得の内容でした。
友達の虎司に対する誰にも言えない想いを抱えてきた竜大と、みんななかよくしてほしいと願ってきた花織の痛々しくも
切なく、そしてそれぞれの強い想いが結ばれて胸がギュッと苦しくなった作品です。
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2018年08月17日
根古くん再び!!!で、楽しかった1冊だったなぁという感じです。
とにかく根古くん、おめでとう!!!でした。
個人的にはそのままでも全然良かったのですが・・・
あと、あれだけ根古くんが大好きな犬飼が言いたいことも言わずに・・・よく我慢したな・・・と。
今回はED仲間だった兎川(とがわ)くんが同じ大学に入ってきて、根古くんを奪おうとするのですが・・・
宣戦布告までされたり割に、あまりイライラしなかったのは犬飼の気持ちは確固としたものだし、根古くんも犬飼の
ことが好きなのが伝わる描写や気持ちが描かれていたからでしょうか。
ほんとに良かったです!!! 幸せな気持ちになりました(^^)
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2018年08月15日
巻頭からカラーの甘いふたりと次のページのグッと男前な真矢にどきどきした8巻です。
真矢が眠傘についた嘘でギクシャクしてしまうふたりにハラハラして、それでもすぐに
寄り添うふたりにホッとしたのも束の間、ルカの存在で眠傘が辛い思いをして不安に
溢れてしまうところは読んでいてこちらも胸が苦しくなりました。
本編では眠傘の不安が拭えないまま次巻に続く・・・となりますが、巻末の『ローション
風呂は滑る』では甘いふたりなので少しだけ緩和?されました。
2018年08月11日
真面目で「つまらない男」と言われてしまう大学生の小岩井晴海(はるみ)がたまたま散歩した先で
倒れていた男・白田を拾ってしまったことで始まるエピソードです。
ヤクザに追われているらしい白田が清々しいほどのビッチですが、ビッチな部分は揺るがずとも
真面目な彼にどんどん感化されてゆくはもちろん、小岩井が自分の人生に向き合うところ、そして、
ふたりの出会いも偶然ではなかったところがためこう先生らしい描写でテンポよく表現されていて
しっかりと惹きつけられました。
初々しい濡場を経てのイチャラブな2人が眼福で、白田好みのSEXをする理想的な攻めに成長していく晴海が萌える
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2018年08月11日
二人の関係とやりとりがかわいいて、萌えます!
黒岩先生の絵は相変わらず綺麗です!
おすすめの漫画です。
幹が四条の手で受けにされそうな所を救出にきた曽我部がかっこよかったし、さらにラブラブな雰囲気を醸し出す2人に舌が蕩けてしまいます。
幹的には「かっこいい攻の道しるべ様」な曽我部さんの先輩・四条さんが登場して
ひと波乱ある1冊でした。
エッチの時に悩ましい可愛さを曝け出す曽我部の魅力も言わずもがな
2018年07月26日
男子高校生マコトが、人間社会ではけして許されない性癖に苦しんだ挙げ句に悪魔であるJを召喚してしまうお話。
冒頭では、誰も傷つけたくないのに望んでしまう優しい少年の葛藤と諦めが描かれています。
しかし、そんな少年をJは悪魔として育て愛すると言い出して…。
魔界でマコトがひどい目にあいながらも潰されず、悪魔としての素質がギラリと光るシーンでは背筋がゾクッとします。
元々この作家さんは生物を描くのが非常に上手で、そのせいか架空の生き物である悪魔達の描写も神がかっています。
漫画として面白いのは勿論、読み終わる頃には資料集や画集が欲しくなる事うけあいです。
グロテスクな描写が多いですが耽美で、端々のコミカルさに手を取られる内にどんどん引き込まれていきます。
BL描写はありますがありがちな恋愛物で無い所も魅力だと私は感じました。
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2018年07月26日
康祐×雄二に加え、川村×秋山のスピンも収録。
饒舌かつドSな康祐の生霊も素敵でありましたが、今回は生身の康祐の魅力もたっぷり!
川村への嫉妬からシャワー責め、余裕のないDKたまらんと萌えていたら生身の康祐もめっちゃイイ表情するやん!って爆死。
康祐の熱を恋しがる雄二に、雄二を繋ぎとめようと必死な康祐が美味どした!
スピンは、秋山ってあの秋山か!って思い出し、彼の素直になれないツンデレキャラとそれを包む川村の愛の重さが感動的でした!
2人の愛の告白にキュン死に間違いなし!
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2018年07月19日
ニャンニャさんの海外ぶし健在!!
スイートハート〜からニャンニャさん大好きで、新作読めて嬉しいです。
今回もニャンニャさんらしい海外ぶしは健在。
海外ドラマや洋画好きには堪らん設定、シーン、台詞回し、もちろんキャラ造形も!盛り沢山。
良かった。
欲を言えばもうちょい時間経過した後の二人もみっちり読みたかった。