Liste des critiques de 桜の夢
Classement des évaluateurs | - | (Critiques utiles:129Produits) |
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Classement par nombre d'avis | - | (Nombre total de critiques:140Produits) |
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02/04/2019
巴が道で拾って怪我の手当てをした全(ぜん)に強引に抱かれてしまうのですが、とにかくもう友人・ケーゴが心配
するのも無理がないほどのお人好しです。
序盤から雄っぷりが漲っていた全ですが、終盤の巴に対する触れ方や表情がとても柔らかくてきゅんきゅんしました。
危ない仕事をしている全に何度も抱かれて身体が疼いてしまうほどになって、自分が彼の居場所になれたらと思う
巴。
全の方は彼が一夜限りの人肌を求めるようになった過去が描かれていて、気がつけば巴のことを考えてしまうことに
苛立ち、突き放すように無理矢理抱いて独りになろうとします。
全を探しに来た巴が敵意を持つ男に捕まって襲われるのですが、全が助けに来てーーー。
誰にも執着しなかった全が最後に見せた笑顔、一瞬で魅了されてしまうほど年相応の可愛さがありました。
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02/04/2019
『恋愛不行き届き』のスピンオフですが、蝶子(長治)×江本がどーんとメインで前作で主役だった鞍馬との
関係もちゃんと描かれているので未読でも楽しめると思います。
こちらを読んでから前作を読まれても江本の全く違う立ち位置を楽しめたりするかもしれません。
本当にリスみたいで、表情が豊かで可愛いです。
オネエタレントの蝶子ですが、普段は長治として男性の格好で江本と接しているし、抱く時も蝶子ではなく
長治としての姿なので、女装攻めが苦手でも大丈夫な方が多そうです。
とにかく江本が本編通して最初から最後までめちゃくちゃ可愛い恋愛初心者で、そのイメージとは裏腹に
鞍馬に自分のしたことを謝りたいと思っていた彼に最初から惹かれた蝶子の雄っぷりたるや・・・です。
抱かれる姿も、もう初めから蝶子にオンナにされてしまってまんまメスですメス(言い方 汗)
大満足の1冊でした。
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29/03/2019
三尾じゅん太先生の素敵な画が魅力的な兄弟の歪んだ情愛を描いています。
自慰を教えてくれた兄、そんな兄に異常に執着する弟。
その異常に気付きながらも別の男に焦がれる兄。
どちらもその執着は
あとがきで「担当さんがいなければハッピーエンドにはなっていなかった」と記されていますが、
個人的にこの兄弟の歪みっぷりはバッドエンドが相応しかったのでは・・・思いました。
特に兄・直人の1、2話とは全く別人のような3話での変貌ぶりには度肝抜かれました。
ほんと、誰?でした。
どちらも策士・・・なのですが、結果的にやはり弟の方が上手だったという・・・最後のコマの
笑う弟がとても印象深かったです。
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26/03/2019
この二人の関係は、お互いを想っているからこその言葉がズレて伝わってすれ違ってしまうのが切ない。
菖蒲はαだけど「魂の番」には否定的。
「フェロモンに左右されず ただ相手を好きになったって奴よりも
魂の番だから好きになったって奴の方が幸せだと思うのか?」
そう、私が常々、オメガバースに感じている疑問がまさにそれ!
「魂の番(運命の番)」ってドラマティックだけど、フェロモンの強制支配で気持ちを無視しているのが納得できない!
菖蒲は「本気で好きなら、諦めるより誰よりも自分が相手を幸せにしてやる」って言っていたのに、、、
いざ柊の発情フェロモンを感じられるようになると、柊にひどいことをしてしまうことを怖れ、柊から遠ざかろうとする…
今作は、攻めがα、受けがΩって、オメガバースの典型カップリングにも関わらず、「魂の番」を否定して番にならないところがすごく良かったです!
フェロモンに強制支配されて番になるよりも、傍にいたいから傍にいる、気持ちを大事にして、二人の関係を築いていこうとする、その方が真実の愛だと思えます。
この二人のエッチは、発情期によるエロエロさじゃないのも良かったです!
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26/03/2019
Ωの霜月柊(しもつき しゅう)が通う中高一貫校で、2コ年上でαの皐月菖蒲(さつき あやめ)との
最悪の出会いから始まるエピソード。
奇しくも入社した会社で菖蒲と再会した柊は彼と仕事上のバディを組まされることになって
大嫌いだった彼と関係を持ってしまうのですが、高校の時とは違う面を見せられたり、助けて
もらったり、仕事でもアドバイスをもらったりするうちに、菖蒲に身体だけではなく心も開いて
オメガバースですが、他とは違っていてどちらかというと気持ち的にαの方がΩに振り回されて
いるような描かれ方の上巻でした。
もちろん、自分の気持ちとは関係なく関係を持ってしまったことでΩの方も十分揺れてしまう
のですが・・・
地獄」のような・・・と柊は菖蒲に絡まれた高校時代を表現していますが、序盤から菖蒲が
柊に特別な想いを抱いているのが、くすぐったくなるほどダダ漏れです。
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16/03/2019
AVものは好きでも嫌いでもないと、自分では思っていたのですが、こうしてアンソロジーでまとめて読ませていただくと、楽しく読んでいる自分がいました。
全体として、悲壮感とかなく、明るくエロスを楽しめる一冊だと思います。
【エキサイティング マジックミラー】
彼女に振られた章彦には人には言えないセクシャリティが…。
それは「男に抱かれたい」という願望。
そんな章彦に街で声をかけたきたマキタという怪しげな男。
そんなマキタの口車に乗せられて、章彦は《マジックミラー車》にて、玩具責め〜セックスまでのフルコースを体験してしまう…
ゲイビ撮影という状況でありながらも、「男に抱いてもらえる」という念願が叶った章彦の、心と体の解放っぷりが凄まじい!
SILVA先生の描く大人の男のエロはやはりよい♪
これよかった。
【αがαを抱く方法 番外編】
ときしば先生
αのキャストだけを集めたタチ専高級出張ホストクラブのNo.1流華と、No.2レオ。
今宵のオーダーは、
「二人でのハメ撮り」
レオに抱かれる流華の姿を、ときしば先生のキレイな絵で楽しむことが出来ました。
が、番外編なので、元の作品を読んでいた方がキャラの関係性などもわかってより楽しめると思います。
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15/03/2019
なにも考えず笑えるBLかな、と。
ペニスサックで戦うという結構ぶっとんだ設定が面白く、ツッコミ満載な作品でした。
タイトル通り、8人の男たちが織り成す闘いの物語。池さんの描かれる超イケメンさんたちが織り成す、その闘いとは―。
と、なんだかカッコいい雰囲気が醸し出されていますが、思いっきりギャグ色満載です。
先にイッた方が負け。
という、非常にシンプルながらも度肝を抜かれる設定を思いつく池さんに完敗です。
イケメンたちがほぼ半裸で(何しろ尻は無防備、大胸筋はさらけ出し、時にtnkまでポロリする)くんずほぐれつしつつ絡み合う描写は、池さんの麗しすぎる絵柄が存分に生かされていてまさに眼福。
が、それだけではなく、きちんと彼らの恋心も描かれています。
すでに出来上がっている恋人同士あり、まさに結ばれようとしている二人あり、失恋あり、と沢山の美男たちが時に笑い、時に涙しつつ紡いでいく恋愛模様にも激萌え必至です。
続くっぽいので、楽しみにしてます。
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13/03/2019
ホテルのスタッフから「王子」と呼ばれる御曹司の朝比奈をトラブルから助けたことから気に入られて滞在中は
専属のお世話係となってしまったホテルマンの坂木。
朝比奈様の金銭感覚や、そのセレブっぷりに少々引きながらも、彼の優しさや仕事への向き合い方に次第に惹かれていく坂木。
屈託なく迫ってくる朝比奈に絆されて「恋人」になった直後から誤解があったり、立場の違いから坂木が色々と
逡巡してしまうのですが、セレブと一般人ならではのお決まりなパターンでもきっちりとドキドキさせられました。
そーんなに事件も無く。拗れる事も無く。もちろんラブラブです
朝比奈は強引ではあるものの、坂木の気持ちを最優先にしたり、坂木に惜しみなく好きだという態度を取るので、
夏目先生の作品の中ではジェントルマンな方だと思いました。
Mots clés sélectionnés par l'évaluateur
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13/03/2019
ふたりが出会ったのは夜の街。
真面目な用心棒の黒羽が臆病なダンサーの楓に惹かれてお互いに心が近づいてゆくのが繊細に
描かれていて、キスひとつでもすごーくピュアなふたりにきゅんきゅんです。
繁華街が舞台で、ここは日本なのか?と思うほどかなり危険な目に遭うふたりですが、トラウマを
抱えていた楓がスウェーデンにいる家族の元に行き、黒羽は人徳者の前オーナーに見込まれて
新しい店(『LINUS』)を任されます。
楓が黒羽に会いに来て彼の重い過去を知ったタイミングで、店がよその店からのゴミで火事に。
不審火や良くない噂が立ってしまった店の為に、楓は自ら過去の出来事のせいで恐怖心が拭えて
いなかったバーレスクナイトを提案して―――。
ショーでひときわ輝き、その後に黒羽だけに見せたプライベートストリップもとても魅力的だった
楓ですが、強く求められて涙する表情がすごく可愛くて印象的でした。
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05/03/2019
幼馴染同士の両片想いだけど相手の気持ちは分からないままの主従関係!
とってもきゅんきゅんするシチュエーションに悶えました。
女子にも人気のある一ノ瀬は家が代々仕えてきた西園寺家の子息・君人をずっと想っていて、小さい頃から
何でも彼の言うことを聞いて自分が必要とされて彼の傍に居られるようにしてきた一方で、君人の方も
尊(一ノ瀬)のことが好きで、彼の気持ちはわからないけれど、大事にされるたびにこの関係を壊れることが
怖いと思っています。
そんな時に、父親達の知人で俳優をやっている男の息子でモデルをやっている瑠衣が日本での護衛として
尊を指名してきてーー。
いきなり現れた瑠衣が尊にキス…というところで続きます。
巻末の『マーキング』は寝ている君人に尊が…なエピソードです。