チャギーさんのレビュー一覧

主人公とシルトの距離がどんどん縮んでいる感じで微笑ましかったです。

昔のトラウマに苦しめられるシルトを癒そうと、ひたすらに彼に寄り添う主人公がめちゃ素敵でした。

しかし、そんな彼らの元に不穏な贈り物が届きます。

それは、何とセフィルから送られてきた黒髪角ナシの奴◯でした。

それも、主人公の前世の姿にそっくりというシルト特攻な贈り物…!

シルトの反応が気になります。

母親であるセフィルに対するシルトの気持ちの片鱗が明らかになった回でした。

その際、シルトが未だに彼女を恐れている?ような感じが印象的でした。

現在の実力は間違いなくシルトの方が上でしょうが、
幼少時代に植え付けられたトラウマはやはり簡単には癒えないということでしょうね…

めちゃくちゃ辛かったです。

何とか母親の呪縛から逃れられると良いのですが…

ダレス一行との騒動以降、シルトの髪の手入れという新たな仕事を獲得した主人公。

やはり簡単には上手く行かない感じでしたが、
主人公からの歩み寄りによって2人の距離はどんどん縮んでいくのでした。

この調子で主人公にはシルトの心の支えになってもらいたいですね。

そして、彼を母親の魔の手から守ってあげてほしいですね。

前回の話でも登場した「角落とし」というワードの詳細が明らかになった回でした。

角落としというのは、他者から角を奪う者たちの総称らしいです。

そして、他者の角を削って体内に取り込むことで寿命を延ばせるなどのメリットがあるからか、金銭目的で角を取引する輩が急増しているのが近頃問題になっている様子…

何だか不穏な展開になってきました。

前回に引き続き、王城の侍女長を務めるフランシア視点で物語が紡がれます。

貴族の身でありながら角2本で生まれてきてしまったことから、他者から認められることなく生きてきたフランシア。

しかし、そんな彼女の人生を変えたのがシルトでした。

唯一、彼だけは彼女の今までの努力や仕事ぶりを正しく評価したのです。

心温まるエピソードでしたね。

前回の話で遂に、シルトと一つになった主人公。

そして、今回の話ではその後正気を取り戻したシルトと主人公のやりとりが描かれます。

徐々に主人公に心を開いていくシルトの姿が微笑ましかったですね。

しかし、終盤に何だか不穏な展開も描かれてしまいました。

ラントが時折見せる表情が何だか怪しいんですね…

彼の真意が気になります。

主人公(前世)がいなくなった際の深い悲しみを思い出してしまった故か、主人公の身体を強く求めるシルト。

その後、彼は今までのように主人公との触れ合いを楽しむだけでなく、遂に主人公と一つになるのでした。

しかし、シルトと角ナシの主人公とでは体力差が凄まじいらしく、主人公は早々にダウンという感じ…

朝を迎えた主人公を待ち受ける次の出来事、楽しみです。

シルトにとっての最愛の人(主人公の前世)になりきることで、
シルトを落ち着かせて何とかその場を収めた主人公。

その後、彼はシルトにお姫様抱っこをされて、シルトの寝室まで運び込まれるのでした。

そして、寝室に着いた途端にシルトは主人公のことを強く求めます。

主人公(前世)を失った際の悲しみを思い出してしまったのでしょうね…

血王シルトの到着により、現場は荒れていました。

今回騒動の首謀者ダレスが「黒髪の角ナシ」を亡き者にしようとした事実を知った途端、シルトがダレスの右腕を引きちぎったことで、その場にはシルトへの恐怖が充満してしまっているのです。

しかし、この状況を何とかしようと今回終盤、主人公が立ち上がります。

その後、彼を愛する者だとシルトは勘違いして…な流れのお話。

次回が気になります。

主人公を忌み嫌う角2本貴族のダレス一行が犯した罪が、白日の元に晒されました。

王城の侍女長を務めるフランシアにもバレたことから、
流石に自分たちの非を認めるかと思われた矢先、
今回騒動の首謀者ダレスはその場にあった果物ナイフで主人公を襲うことに…

そして、フランシアが主人公を助けたことで一件落着という訳でなく、現場に遂に血王シルトが到着してしまいます。

これは、次回も荒れそうです。