Saint Foire Festival/eve Olwen -単話版- 2

■「フォワールって誰だ!昔の男か!」

けして良好とはいえないふたつの国の、国境沿いにあるふたつの村。

豪放磊落な領主の跡取り息子セシルの元へ、人質同然で嫁いできた娘オルウェン。
表情の変化に乏しく冷静沈着な彼女はセシルが苦手とするタイプ。

しかし和平を結ぶための結婚のはずがトラブルで式をあげられず、早一年が経とうとしていた。
結婚初夜はお預けのままで───


そんな日々の中、セシルは村で噂を聞く。
「オルウェンはフォワールのキスを待っているらしい」

フォワールとは誰だ。昔の男か。自分に冷たく接するのは、ほかの男を好いてるからか。

なぜ自分がこうも腹立たしく感じているのか理解するまもなく、気が付くとセシルはオルウェンを押し倒していた──!

舞台は12世紀のウェールズ。
『Saint Foire Festival/eve Evelyn』の物語より少し前の時間軸で始まる、ケンカップル夫婦(予定)のお話です。

●
●
●

この漫画は12世紀イングランドを舞台にした『Saint Foire Festifal』シリーズのスピンオフ作品ですが、
この『Saint Foire Festival/eve Olwen』シリーズ単体でもお楽しみいただけます。


シリーズ/『Saint Foire Festifal』
発行/極楽将軍(床子屋)
著者/鬼頭えん

※以前に配信されていました「高慢な花嫁が浮気をしている可能性があったので、白状させたくて●してみた～聖フォワール祭イブ～(1) (BJ310613)」と内容の重複がございます。

■総ページ数:25ページ