◾️本文60P
◾️あらすじ
人生を変えたいと思い続けていた主人公は、ある日突然やり込んでた乙女ゲームの悪役令嬢である〝セレスティナ〟に転生してしまった。
セレスティナは本編では断罪され、追放は免れるもヒーラーとして戦場に送り込まれ、戦死する運命にあった。
そこで主人公は死を回避するために行動する。その一つが〈戦場に送り込まれないように、戦争そのものを防ぐ。戦争の原因と推測される『軍神様』の死を回避すること〉だった。
『軍神様』は帝国が有する神剣に唯一選ばれて為る、英雄の資質を持った人間だった。しかし当代の軍神様だった少年は、セレスティナが属する王国で不審の死を遂げ、帝国は軍神様の死を王国のせいとし、両国の関係が悪化してしまう。
主人公は軍神様の死を回避するために、彼の訪問当日に行動に出向くも、なぜかその日の記憶が無くなっており…?
そのまま翌日の朝を迎えてしまう。しかも、なぜか軍神様は亡くなっていなくて…?
多少の疑問点はあるも無事に事が済んだため一息つけた主人公だった。
しかし、帝国との戦争が勃発してしまってーー
戦争に参加させられた主人公は本編では勝てたはずの戦で、本来いないはずの正真正銘の英雄となった軍神様ーーゼドと会敵し、そのまま攫われてしまうーー
そのままBADENDと思いきや、なぜか軍神様は主人公を自分の屋敷で優しく囲い、甘い求愛の言葉を投げかけてきて…。
敵である軍神様を信用しきれず、彼の元から去ろうとした主人公だったが、あと一歩のところで彼に捕まり、そのまま引き摺り込まれて……
ゼドは人生を孤独に過ごしてきた主人公の寂しさを理解していた。寂しくさせないために彼女を寵愛してきたが、今回の件を受け、言葉だけでは足りなかったかと呟き、変貌するーー…
恋人じゃないのに恋人のように扱われて、感じたくないのに身体が言うことを聞かなくて、甘い言葉なんて聞きたくないのに、抵抗できなくて……
執着愛を含めた蕩けるような言葉を囁かれ、執拗な愛撫と内側からの侵略による快楽責めに堕とされかけながら、無情な夜は更けてゆくーー……
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