身籠もるまで発情してしまう体になったら、契約婚なのに溺愛監禁されました

男爵令嬢のコリンは、公爵のルシウスとの結婚式でここが前世で読んでいた小説の世界で、自分がわがままな悪役令嬢であることを思い出す。
小説の中のルシウスは王女を好きになっても自分には婚約者のコリンがいるからと諦めるのだが、
ルシウスの気持ちに気づいて嫉妬した悪役のコリンは王女を傷物にしようと動いて牢屋に入れられてしまうのだ。

現実では婚約をすっ飛ばし結婚していることに疑問を持ちつつも、小説のようにルシウスを苦しめたくないコリンは絶対に恋に落ちないと決める。
そもそもこの結婚は、恩人である父の娘のコリンが子爵に目を付けられ領地に対して嫌がらせを受けているから結婚を申し込んでくれたのだ。
いつか王女のことを好きになるのなら、今度は正直に生きて欲しい。
だからルシウスに契約結婚を提案し、冷めた夫婦生活を送るつもりだったのだ。

しかし、ルシウスは愛情などあるはずもないのにコリンを妻として甘やかす日々が続いていく。

そのせいで好きになってしまったコリンは趣味の刺繍に没頭し、気持ちを慰めていた。
刺繍図案集にある「夫婦仲がよくなる刺繍」という花の刺繍をしていたのだが……
完成してからコリンは全身が火照ってむらむらするようになってしまう。
これはおかしいと図案集に書かれていた古代文字をよくよく解読すると

”妻が子どもを身籠もるまで発情し、何度も愛を確かめて仲を深められる”

と書かれていた。

(刺繍で魔法を使える人は遠い昔にいなくなったはずなのに、どうしてこんなことになっちゃったの?)

それはともかく、このままでは発情して誰彼構わず襲ってしまうと感じたコリンは理性がなくならないうちにルシウスに相談する。

「私、子どもができるまで体が敏感になってしまうみたいで、その……どなたか、口が堅い男性を紹介して欲しいのです。できれば男娼のいる場所など教えていただけないでしょうか」
「まずは本当にそのような体になってしまったのか、確認しましょう」
「へ?」
「コリンの勘違いかもしれませんから」

口が堅い男も男娼がいる場所も知らないコリンは、ルシウスに助けてもらうために敏感になった体を見せるのだが──
翌日には他の男を襲わないよう寝室に監禁されることとなり、ルシウスに優しく甘やかされながら絶頂を繰り返す生活を送ることになる。

【プレイ内容】
焦らし・手足拘束での自慰・潮吹き・中出しなど
※監禁ものですが、無理矢理の挿入はありません
※コリンが自分から動くまで焦らされます

いつも通りのすれ違い両片思いらぶらぶハピエンです。

・ルシウス
コリンのことを好いているが、無理強いをするつもりはなかった。
好かれるために日々努力しているのに、本人にはまったく分かってもらえていない。
それでも他に好きな男ができたのなら応援しようと思っていたのに、結果好きでもない男に抱かれようとするコリンのせいで執着が隠せなくなってしまう。



・コリン
領地を訪れた子爵に後妻になれと迫られていた。
生まれた時から前世の記憶はあったが、あまり役に立てることがなくて自分に自信がない。
ルシウスに優しくしてもらうと、無理をさせているのではないかと申し訳ない気持ちになる。

制作中。

さくらんぶ │佐倉響
Twitter ▷ https://twitter.com/sakuhibi13
pixiv ▷ https://www.pixiv.net/users/13698243