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執事設定、キャスト様のお声、加えて囁シリーズ。
すべての要素がツボにはまる秀作でした。

CVスキマチェリー様の優しいお声と囁きが心地好く、安心して聴くことができました。
執事として己を律してきたロイスが、一人の男に戻った時、押し殺していた感情が溢れ出し、
主従関係と決意をしてからとの差が細やかに感じられる、素晴らしい演技でした。

シナリオもとても丁寧に描かれており、特に最終章は心に沁み入りました。
聴いている最中は勿論のこと、その後の余韻も含め、最初から最後までお耳も心も至福のひと時でした。