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本作を聴くにあたりリナリアを検索してみました。
10年間ヒロインを見つめ続けた翼君の純愛に相応しい、可憐な花ですね。
花言葉はラストで明かされるので、知らないでおいた方が楽しめそうですが。

翼君の選手生命を断ってしまったヒロインの良心の呵責を盾に、って凌辱ものあるあるな流れに笑ってしまいましたが、それでこそ監禁婚ですよね!
まさかあの事故が自作自演だったら……と心配でしたが、そこまで腹黒い子ではなくて安心しました。
ヒロインをペット呼ばわりするものの、上着を敷いてくれたり、痛がったら咄嗟に謝罪が口をついてしまう辺り、溺愛し過ぎて冷酷になりきれないのがバレバレで可愛いです。
透けブラ防止にTシャツ着ろと言うのに至っては、オカンか! とツッコミたくなるほどの心配性。
時折ボソッと童貞丸出しな台詞を吐きますし、本当に長年彼女一筋だったんだと実感します。
責任取らせて貰えると悟った途端、早口で将来の計画語り出すのが、ほんともう……。
歴代に比べたら常識人枠ですが、愛する人を失うかもしれないと思った時、既成事実で縛り付けよう、憎まれても自分の傍にいてくれればって考えちゃうのは、やはり監禁婚男子ですね。
切な過ぎる2人の両片想いを、是非その耳で味わって頂きたいです。過去語りは涙なくして聴けません。

過去作を知ってるとより面白くなるのも監禁婚の醍醐味ですが、本作も歴代キャラが存在感あって嬉しいですね。
意図的な対比かは分かりませんが、新井君に隠れてのHは体イク教師の校舎裏を思い出してフフッってなりました。
光君と一真君の仲良しぶりとアシストも満点。
自分のグミ練習をまんま伝授してる一真君に笑いましたが、光君も私の解釈が正しければですが、終盤の事故未遂はそういう事ですよね。
誘惑の日々同様、一歩間違えれば大怪我させかねないやり方はどうかと思いますが、そんな荒業が西条家らしいというか。笑