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「狼王ブラックの凌辱の城~囚われのお嬢様~」 へのレビュー

    • 2020年06月28日
      レビュアーオススメ!
      メルヘンチックな世界観に合った荘厳なBGMや、要所要所のSEが気分を盛り上げてくれますが、その有無は選択できないようです。
      トラック4の冒頭に雷が鳴りますので、苦手な方はご注意下さい。

      古き良き少女漫画の香りのするイラストに惹かれて購入しましたが、中身は結構ぶっ飛んでますね。笑
      狼王に見初められたヒロインが求婚に応じるまで凌辱三昧されるお話なので、人間の感覚で測ってしまうと一見彼が身勝手な人に思えてしまいます。
      (城に招待して早々に彼女の入浴を覗いたのは笑ってしまいました。「目の保養を……」じゃないですよ陛下!)
      「お前が好きだからしたんだ」と言っているように、愛は確かにあるのですが、容赦なく快楽攻めにして体から落とそうとする辺りが、獣らしい直球さなのでしょうか。

      それでもギリギリまで堪えようとする、陛下の葛藤が窺える独り言が聴きどころですね。
      結局欲望に負けて素股で睡眠姦しちゃうんですけど、そんな風にあっちこっちするのもこの作品の醍醐味かと。笑
      鉄格子越しにヒロインを犯す容赦のなさと、王族でありながら手料理をふるまってくれる優しさと、どちらも確かに陛下の本性であり、魅力なんですよね。
      恋人がいたら殺してやる、とぼそっと呟くとか、ヤンデレっぽい台詞があるのが私的に美味しかったです。

      陛下が思い出の白い花を命懸けで摘んで来た事でヒロインの心が動き、物語はハッピーエンドを迎えます。
      的外れな希望的観測かもしれませんが、彼女は昔の恩人と目の前の狼王が結びつかなかっただけで、交わした約束は何となくでも覚えていたんじゃないかと思いました。
      恩人に操を立てて陛下を拒んでいたつもりが、彼がそうだと理解したからこそ求婚を受ける気になったと思えば、あの心変わりも腑に落ちます。
      美しいBGMで締めるのかと思いきや、最後の最後で陛下の幸せそうな笑い声が聴こえる演出が、なかなかニクイですね。

      9人が役に立ったと答えています

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