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俳優さんに愛される日常を過ごせるトリロジー作品3部作。その第1弾が、今作の城野くんです。夢のような日常を、本編の約1時間、物語の中で体感できるのが、さすがリアリティある描写が上手なサークル様と、自然な演技も上手なユーティリティプレイヤーな乃木悠星さんの組み合わせだと思います。

城野くんもヒロインちゃんも、もう本当にお互い大好きじゃん!と最初からニヤニヤしてしまう展開!全く関係は壊れないから、と2人の恋路を見守る壁派としては、結婚しても大丈夫なのに…と、乃木さんが大好きだとフリートークで語ったトラック3のところで思ったりしましたが、外に行くような埋め合わせのお願いをしなかった描写があったことから、匂わせに細心の注意を払うヒロインちゃんが軽口をたたいていても、城野くんの夢をちゃんと応援してあげていて、重荷(おもに)にならないようにしてあげたのかな…と思って。城野くん……彼女のためにも、絶対に海外で成功して欲しいですね!

ときどき関西弁が出る城野くんの絶妙な関西弁のさじ加減は、さすが大阪育ちでネイティブ関西弁が話せる乃木悠星さんです!アダルトパートで多様された……余裕なくなったところからの混じりっけなしの関西弁、日常パートでの……たぶん本場の関西人からエセ関西弁と言われてしまうのでは…と思うような、東京に住んでいたり、俳優さんとして標準語に矯正したから、少しイントネーションが甘くなってしまったかのような関西弁。ときどき関西弁が出る城野くんの関西弁を、ただ同じように話すのではなく、色々なパターンの関西弁を使い分けるように演じているように聴こえてきて、乃木さんは憑依型声優さんだから意識していないのかもしれませんが、この細かい関西弁の使い分けが凄いと思いました。

海外挑戦する城野くんと、彼を支えるヒロインちゃんのその後の物語が気になります!続編とか、何かしらでまた2人にお会いしたいですね。