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「僕の箱庭で壊れる砂糖菓子の記憶」 へのレビュー

    • 2021年12月06日
      レビュアーオススメ!
      穏やかに静かに壊れていく茶介さん演じる直孝。
      日記形式で心情が綴られていく、その美しさ。
      綺麗な野生動物がゆっくり弱っていく、
      そんな切なさを感じました。

      あまりにも利己的な兄とその女友達との対比が凄まじく、
      汚さと清浄さすら感じます。
      一目惚れしてしまった相手の恋人が、どうしても相容れないそしてコンプレックスを強く抱かせる兄だった事から、いろんな事が積み重なりこんな事になるなんて。

      ひどく後悔させられました。

      もっと強くならなければいけなかった、
      傷ついたままで居続ける事で、
      こんなにも背負わせて、苦しめて、失わせてしまった。

      そんなヒロインの気持ちになってしまいました。
      いつかは現実を知って前を向かなければいけない、
      傷ついても進まなければ。

      素晴らしい作品をありがとうございました。

      5人が役に立ったと答えています

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