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彼部屋いいですね
寝起きの彼(朝凪くん)が可愛らしく｢ちゅっちゅれろーん｣て悪戯っ気たっぷりにちょっかい出してくるんです。
それから舌や手や全身でめちゃ気持ちよく感じさせておいて
｢声は出しちゃダメー｣ってイジワル言うんですよ?

それも体がピクンてなるの分かってて攻めてくる確信犯。
耳の奥なんて舌先でちろちろ、背中はつつーっと、乳首はくるくる…
サラッと書いてますがゾクゾクしちゃうやつです。

でもって｢エッチな君は俺にだけ｣って何度ずるーいって思いながら声を我慢したことか。(すごく嫌じゃないやつ)

導入から最中も会話の流れ･問いかけなど間の良さもあり抵抗なく入り込めましたし、挿入して突くにも絶妙さが堪らない緩急をつけたり、声を潜め息で喘ぎながらする行為はやけに生々しく、エロいです。
水音や衣擦れがそれを邪魔することはなくSEありをお勧めします。

お風呂のちょっとしたSEもリアルで
前作紫月園の露天風呂とかわって限られた空間は身近な感じがして見覚えのある浴室に自動脳内変換してました。

汗も熱気も匂い立つような暑い部屋でいちゃこらと怠惰に過ごすのもいいですが
本作はそれだけではなく生活感ある二人の対話で朝凪くんの性格や心情など背景も知ることでよりこの雰囲気がしっくると思います。

息づかいや繋いだ手、言外でもお互いの相性を確かめ合って二人の自然な距離感に｢こういう何気ないのがイイんだよね｣がたくさん詰まってます。

なんだかんだ優しい朝凪くんが所々で見せる気遣いに愛を感じつつ
しっかりしてる一面が伺えるような言葉には頼もしさがありました。

一条ひらめさんが書くキャラは奥行きがあって本編以外の、朝凪くんはテキトーに生きてた時期の思い出話など色々気になりました。
c.v一条ひらめさんのセリフ感ない溢れ出たような言葉やブレスは何度聴いてもキュってきます。
monoBlue作品では時間が短めですが、充分これは涙目になりますよ。