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各界のエリートの中でも選ばれし者だけが入会出来る、秘密の社交クラブ「OZclub」

シリーズ再始動の記念すべき5人目のキング候補は、佐和さん演じる王室出身のクリストファー・ラインフェルト。
「不遜」という言葉がまさしくな小生意気で俺様な坊っちゃんなんだけれど、どこか小動物みがあって可愛いんだよなぁ。

だからと言って捻くれているのかと言われれば決してそうではなく、初めて行く場所やアニメに純粋に感動してくるくると表情を変えたり、嬉しい事があれば言葉数多くなりながら喜んだりと、感情表現はとてもストレート。
バーカバーカなどと悪態を吐いていても、心根は真っ直ぐないい子なのだなという事が、彼と過ごしていく時間の中で窺い知る事が出来ます。

そして迎えた恋人期間最終日に、クラウンに明かされるルールを前にして彼が下した決断。
歩み寄る事で物理的にだけではなく「彼」という一人の人間の真髄へと触れ、その距離を少しずつ縮めていった日々。
頑なに籠もり続けていた殻へと差し伸べられた手を握り返す事で、こちらの想いへと応えてくれたクリスの芯にある強さに感動してしまったな…
そんな彼からの「俺」を見つけてくれてありがとうという言葉には、これ以上ないぐらいの愛が詰まっていたと思います。

彼の発言からも察する事が出来るトラウマの内容が内容な為少し重めのテーマとなってはいますが、それとなく挟み込まれるイチャイチャの可愛さや、ラブコメ要素が良い塩梅でバランス調整をしてくれているのではないかなぁ、と。
更にしっかりとえっちなのも、ズルい。

特筆すべきは、クリスぅぅぅ…おまえ……っ!!と感情をﾌﾞﾜｯと荒ぶらせる度に、側仕えのマルクが同じテンションで全てを代弁してくれてるのが本当に最高としか…!
最後の最後まで同じ気持ちだったよ!全壁の解釈一致で泣いた!!
一緒に大釜で赤飯炊こうなーーー!!!